2024年8月30日、アガイ商事池袋ショールームにて「光を操るスタジオ・スチルライフ出版記念トークショー＆納涼祭」が行われました。このイベントは、コマーシャル・フォト誌で連載されている「ゼウスのスチルライフマジック」をまとめたMOOK第2弾の発刊を記念して開催され、高井さんにライティングの秘訣を聞きたい人達が集まっていました。その様子を少しですがご紹介します！

ゼウスのスチルライフマジックとは

「ゼウスのスチルライフマジック」とは、長年広告商品撮影の分野で活躍してきた高井さんが、若手フォトグラファーや写真学科の学生をスタジオに招き、様々なスチルライフイメージを撮影するプロジェクト。基本的な商品撮影から、創造力を駆使したアートフォトまで、幅広いスタジオライティング技法を紹介しており、その実践的な内容が大変好評を博しています。

トークショーの内容

トークショーでは、出版されたMOOKに掲載されているライティング技法の具体的な解説が行われていました。

例えば、ギターの写真のライティングについてだと、ギターの綺麗なカーブを見せたいと思った理由や、平面の膨らみにグラデーションや弦の所にハイライトを入れる理由等、トークショーでしか聞けない、高井さんの想いが伺える貴重な機会でした。

また、アガイ商事の方もいらっしゃったので、書籍で使用されたストロボの概要や特徴を説明されていたので、とても勉強になるトークショーでもありました。

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納涼祭での交流

トークショーの後には、納涼祭が開催され、参加者は高井さんや他の参加者たちと交流を深めていて、多くの方々が高井さんに質問をしながら、ライティングや撮影技法についての議論が活発に交わされました。このような場を通じて、写真家同士のネットワークが広がり、新たなアイデアが生まれるきっかけになるんだと思います。

今回のイベントは、参加者にとって非常に有意義なものだったのではないかなと感じました。それは、高井さんの技術とアイディアに触れられ、多くの方々が新たなインスピレーションを得るきっかけになったからです。

トークショーに参加出来なかったかたも、「ゼウスのスチルライフマジック」第2弾を見れば、具体的なライティングのセッティングを知ることが出来ますので、是非お手に取って、長年広告業界の分野で活躍されてきた技術の一端を覗いてみて下さい！

書籍

光を操るスタジオ・スチルライフ　ライティングのアイデアと実践【電子有】

コマーシャル・フォト誌連載「ゼウスのスチルライフマジック」をまとめたMOOK第2弾。スチルライフ撮影のアイデアと技法を紹介。

2024年8月20日発売

B5判　168ページ

定価：本体2,500円＋税

電子版定価：2,500円＋税

text:taka