-
自宅でA2ノビもA3ノビもプリント出来る!?
EPSONプロセレクションに期待の2機が登場
エプソンのプロセレクションに
A2ノビ対応「SC-PX1VL」とA3ノビ対応「SC-PX1V」登場
A2ノビまで対応する「SC-PX1VL」。
エプソンは、プロ写真家や写真愛好家向けの写真高画質プリンター、エプソンプロセレクションシリーズの新商品として、 顔料タイプのA2ノビ対応インクジェットプリンター『SC-PX1VL』と A3ノビ対応インクジェットプリンター『SC-PX1V』を、2020年5月28日より発売する。
『SC-PX1VL』と『SC-PX1V』は、新開発の「UltraChrome K3X インク」を搭載しており、最小 1.5 ピコリットルの微小インクサイズでプリントすることで印刷表面を平滑化。暗部領域をライトグレーインクでオーバーコートすることにより、光沢紙における黒濃度が向上した。また、新たにディープブルーインクを搭載して、青の色域を大幅に拡大。これまで再現が難しかったブルー・バイオレット領域を豊かで繊細な階調で表現することができるようになった。さらに、フォトブラック、マットブラック含めて、すべてのインクを切り替えることなくシームレスに使用できるようになっている。
両機種とも、商品設計と開発に新たに取り組んだことで、従来機と比べて圧倒的なコンパクトサイズを実現している。『SC-PX1VL』は、従来機「SC-PX3V」と比べて体積比で約 70%になった。『SC-PX1V』もこれまでの「SC-PX5VⅡ」と比べて体積比で約 68%と、大幅なサイズダウンを図っている。また、従来機では0.3 ㎜の紙厚まで対応していた背面給紙が、両機種ともに 0.5 ㎜まで拡大。これにより Velvet Fine Art Paper などのファインアート紙の給紙が、前面給紙だけでなく背面からもできるようになっている。
また、プリンタードライバーに他社製用紙の ICC プロファイルを追加できる「Epson Media Installer」が提供され、煩雑だった ICC プロファイルの設定が簡単にできるようになっている。スマートデバイス向け「Epson Print Layout」にも対応し、余白の大きさをプレビューを見ながら調整したり、組写真のレイアウトを自由に作ることができる。Adobe PhotoshopやLightroom、ニコン ViewNX-i、市川ソフトラボラトリーSILKYPIXのプラグインとしても使用可能なアプリケーションだ。メンテナンスボックスもユーザーが交換できるタイプものものを搭載する。
A3ノビまで対応する「SC-PX1V」。
【仕様】
「SC-PX1VL」
インク:9色顔料、独立型インク
用紙:L判〜A2ノビ縦
印刷速度(標準):約44秒(L判写真用紙<光沢>)/約4分51秒 (A2写真用紙<光沢>)
外形寸法(幅×奥行×高さ):収納時615×368×199mm
質量:約14.8kg(本体のみ)
価格:オープン
(予想市場価格:税別15万円台後半)
※価格は編集部調べ
発売日:2020年5月28日予定
「SC-PX1V」
インク:9色顔料、独立型インク
用紙:L判〜A3ノビ縦
印刷速度(標準):約44秒(L判写真用紙<光沢>)/約3分17秒(A3ノビ写真用紙<光沢>)
外形寸法(幅×奥行×高さ):収納時515×368×185mm
質量:約12.6kg(本体のみ)
価格:オープン
(予想市場価格:税別8万円台後半)
※価格は編集部調べ
発売日:2020年5月28日予定