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  • 【超初心者向け】編集・山ちゃんと一緒にゆく 認定作品までの道!
    【2】買う前にこれだけは知っておいても。よく目にするイメージセンサー、最低限のこと

  • イメージセンサーとは、レンズをはずした先に(ミラーレスならすぐ)見える四角い部分のこと!

    • 【図1】センサーの大きさは目安。メーカーや機種で違いありますが、おおよそこんな感じ。

  • 専門用語が多くチンプンカンプン(汗)なカメラの世界。その基本をいろいろ調べつつ上達を目指すこの企画。第2回は購入する際に必ず目にする『イメージセンサー』(以下、センサー)。私が使っているSONYのα6400での経験等も踏まえ、調べてみました!

     

    そもそもセンサーとは、昔でいえば「フィルム」。レンズから入る光を受け止める部分。大きいほど多くの情報量(光)を稼げるため再現力が高く、キレイな写真を撮るに“有利”であるんですが、あくまでそれは“傾向”であり、ほかがNGなんてことまったくありません。

    【図1】の通り一眼デジカメのセンサーは複数あり、一般向けでは「フルサイズ」「APS-C」「フォーサーズ」の3種が主。メーカーでラインアップが違い、例えばSONYαでは前者2つのみ。

    「フルサイズ」が一番大きいため「フルサイズがエライ!?」と思えそうですが、そうとはいえず。精緻な写真には懐の大きいフルサイズが確かに適しているかもしれませんが、APS-Cは小さい分、ボディを小型軽量にできたりも。初心者にとって持ち運びのしやすさはカメラの楽しさを知るうえで相当重要。実際使っている私がいうのだから間違いないです! 

  • そもそも写真はセンサーだけでは撮れません。センサーのほか、処理する「エンジン」、そして「レンズ」の関係性がキモ。センサーやエンジンは買ったら最後変更できませんけど、レンズは可能。純正、サードパーティ製といろいろありますし、例えばSONYではマウント(レンズとボディが合体する場所の形)が一緒なのでAPS-Cのボディにフルサイズ用、フルサイズにAPS-C用のレンズが使えます。価格もピンキリ。つまり組み合わせ方、さらにいえば発売時期によっても変わるんです。

    • 【写真2】イメージセンサーが大きいと写真も広めに。

    • 【写真3】小さいと写真が切り取られ、望遠気味に。

  • 【図2】センサーの違いでうつる割合の違いはこんな感じ。小さくなるほど、一部が切り取られる状態に。

  • ほぼ同時期帯の発売であれば、画質面では負けてしまうかもしれませんけど、“センサーが小さい=悪い”なんてことはないです。 “小さいものには小さいものなり”の「扱いやすさ」が。ボディの重量が軽いので手ブレを起こし難くく、さらにボディ内手ブレ補正機能が強かったりする点は、初心者に嬉しいはず。

    ただ、絶対的に違う点も。それが画角(映せるエリア)。例えばフルサイズ【写真2】とAPS-C【写真3】を比較した場合、(同じ立ち位置であれば)フルサイズはより広く映ることに対し、APS-Cでは近寄った望遠状態(切り取ったような状態)と、センサーが小さくなるごとに映せる範囲が限定的に【図2】。APS-C以下では、思っているほど広く撮れない・・・・・・なんてこと、起こりえます。入らない場合、カメラを持つ自分自身が下がれば入りますけど、(建物内など)下がるに下がれない場合もあるのでご注意を。

    また、傾向的にフルサイズは高額になりがちなほか、ボディだけでなく、レンズも重くなる傾向に。ただし大きさだけでいえば、“大型=悪い”ことではなく、大型機は握りやすかったりします。私のα6400はコンパクトな点はいいのですが、握る部分の出っ張り(指がかかる部分)が薄く長時間利用が少々苦だったり・・・・・・。SONYの場合、握りが薄い機種はバッテリーが小さい傾向にあり、私は購入後、すぐに予備を買いました。

  • と、センサーをそれ単体で判断せず、サイズがもたらす影響にも注目すると良さそうです。

    かなりザックリしているかと思いますが、初心者が知っていればOKなことはたぶん、こんなとこ。紹介した情報はあくまで全般的なもので、機種等で違う場合も。掲載写真や図も目安ですので、参考程度にお考えくださいませ!
     
     

    【イメージセンサーの違いでこんな傾向が】
    ●解像感(再現力)に差が出る傾向に
    ●映せる画角(写真として記録できる範囲)に差が出る
    ●カメラの価格、大きさ、重さ等に差が出る傾向に

     
     
     

    text&photo&illust:山ちゃん

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