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『写真新世紀2020』グランプリ決定
写真展は11月15日まで開催中!! -
写真展は恵比寿の東京都写真美術館で開催中。
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優秀賞受賞者(前列)と審査員(後列)で記念撮影。※セルゲイ・バカノフさんは欠席
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1991年にスタートした『写真新世紀』は「写真で何ができるだろう?写真でしかできないことは何だろう?」をテーマに写真表現の可能性に挑戦する新人写真家の発掘・育成・支援を目的としたキヤノンの文化支援プロジェクト。2020年度はコロナ禍でありながらも過去最多の応募者2002名の中から優秀賞7名、佳作14名が選出された。現在、東京都写真美術館 地下1階展示室で受賞作品展を開催中。
その会期中に折り返し地点である10月30日に、毎年恒例のグランプリ選出公開審査会が行われた。今年は21分17秒の映像作品「some things do not flow in the water」を制作した樋口誠也さんがグランプリに輝いた。
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コロナ対策でブックがないのが今年の展示の特徴。
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グランプリを受賞したのは樋口誠也さん。
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今年も写真新世紀のグランプリを決めるグランプリ公開審査会の取材をさせてもらいました。東京都写真美術館1階ホールで行われたグランプリ公開審査会は、優秀賞受賞による1人持ち時間7分間のプレゼンテーションが行われました。グランプリ受賞者には、奨励金100万円と副賞 キヤノン製品(今年はミラーレスカメラEOS R5と交換レンズRF24-70mm F2.8 L IS USM)、次年度の個展開催が約束されるので、誰がグランプリに輝くのかドキドキです。ちなみに優秀賞受賞者は奨励金20万円、佳作受賞者には奨励金3万円が授与されます。
プレゼンテーションでは作品に込められた思いや制作意図、背景などを知ることができ大変面白かったです。作品づくりとはまた別の才能が問われるプレゼンテーションや審査員からの鋭い質問に、言葉が出なくなるシーンには思わず心の中から頑張れと声援を送らせてもらいました。
審査会の様子はYouTubeでも公開中なので、こちらも必見です。 -
持ち時間7分を使って、自分の作品の制作意図などをプレゼンテーション。
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2019年度グランプリ 中村智道さんの新作個展「Ants」も開催中。
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写真新世紀2020では、優勝賞7名と佳作14名の合計21名の作品のほかに2019年度グランプリ受賞者 中村智道さんの新作個展「Ants」も同時開催中。
昨年に引き続き来場者が優秀賞・佳作を対象に印象に残る作品を投票できるオーディエンス賞の投票を開催中。オーディエンス賞に選ばれた受賞者とその作品に投票した方の中から抽選で1名に「キヤノン ミラーレスカメラ EOS M6 Mark II」がプレゼントされるので、是非投票しよう!
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【グランプリ】
樋口誠也【優秀賞】
金田剛
後藤理一郎
セルゲイ・バカノフ
立川清志楼
宮本博史
吉村泰英
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写真新世紀展2020
会期:2020年10月17日(土)~11月15日(日)
10:00~18:00※入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜日
入場料:無料
会場:東京都写真美術館 地下1階展示室
住所:東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
Text:SATO TAKESHI
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