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PASHA STYLEの一大コンテンツ「認定作品」とは?
作品の応募方法や認定を受けることのメリット
PASHA STYLE公式サイトの最も大きな特徴として挙げられるのが、作品の認定システム。ポートレートであればどのような作品でも応募することができ、認定された作品はサイトに掲載される。認定システムが他の一般的なフォトコンテストと大きく異なるところは、撮影したカメラマンだけでなく、被写体であるモデルやコスプレイヤー、作品制作に関わったデザイナーやヘアメイクなども応募ができるところだ。
最近はランキング機能も追加され、週間、月間、年間、ジャンル別、地域別など、様々なカテゴリでのランキングを見ることができるようになっている。
認定への応募方法はふた通り。ひとつはPASHA STYLE公式サイトで会員登録を行い、直接作品を投稿するというもの。もうひとつはTwitterかInstagramで作品を投稿する際に、#pasha_magazineのタグを付ける方法。ただし、直接投稿の場合は認定作品に審査員からのコメントがつくことがあるが、SNS経由での応募の場合は、システムの都合上コメントをもらうことはできなくなる。
以下の6枚は、実際に認定に通った作品。どの作品も、細部までこだわりをもって撮影されたものであることが分かる。
左からMS Photography (MIKI SAUCE FINE ART PHOTOGRAPHY)さん(フォトグラファー), kiyo_hairmakeさん(ヘアメイク)、uratsuneさん(フォトグラファー)の作品
左からmokkun/film art laule'aさん(フォトグラファー)、アリスガワアリスさん(デザイナー)、SUMIREさん(モデル)の作品
審査では被写体の表情や肌の質感、レタッチはもちろん、構図や背景、光の使い方など、作品のあらゆる部分が隈なくチェックされる。自身でも審査を行うPASHA STYLEの大森編集長によると、惜しいところで認定を逃した作品も数多くあるという。
では作品が認定されると、どのようなメリットがあるのだろうか。サイトに掲載されることにより、他のカメラマンや被写体、ヘアメイクなどポートレート撮影に欠かせない方々とのつながりを得ることが可能になることがひとつ。他にも、この掲載ページを見た企業からPASHA STYLE本誌の企画であるクロスシューティングの依頼が入ったり、本誌の認定作品ページに掲載されることもある。
さらに、PASHA STYLE認定作品展への出展も、認定メンバーだけが得られる権利だ。2019年6月に第1回、2020年2月に第2回を開催してきた作品展だが、今年はコロナ渦の影響もあり、年内の開催は諦めざるを得なかった。しかし現在、編集部内で2021年早々に執り行う方向で計画を立てている。年明けということで、これまでにはなかったランキング上位獲得者への特典も用意された。特典の詳細は現在検討中だが、年間ランキング1位から3位を獲得した方の無条件の出展権利や、1位の方の出展費用免除などを予定している。
毎日多くの作品が投稿されているだけに、認定の審査通過は容易ではない。けれども認定を目指して撮影を継続することでモチベーションの維持にもつながり、結果的に作品のクオリティも上がってくるだろう。せっかく撮影した作品群、SNSに投稿するだけでなく、認定作品にも応募してさらなる高みを目指してみては?
(認定されなかった作品へのヒントが欲しい方は、是非PASHA STYLEオンラインサロンへ!)
TEXT: AKANE KOFUJI