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  • 2000年 スクールガールブームを作る。映画「東京シャッターガール」は東京都写真美術館ほかで上映される。

  • フォトグラファー・コバヤシモトユキ
    時代の瞬間を切り取る写真家

    • ファッションフォトグラファーとして数々の広告写真を手掛ける。

  • コバヤシモトユキ

    写真家、映画監督 ファッション、広告、タレントの分野で活動。
    1990年代から、日本人モデルブーム、2000年、スクールガールブームを作る。
    AKB48のDVDジャケット「AKBがいっぱい」の広告は渋谷を占有し社会ブームを巻き起こす。
    日本の広告賞の受賞は多数。海外からも2007年スクールガールの作品で世界の13人の写真家に選ばれる。
    映画「東京シャッターガール」は東京都写真美術館ほかで上映。
    ハンブルグ国際映画祭招待作品となる。

    ”青春フォトグラファー”として人々の青春を撮ることがライフワーク。
    主な写真集に、スクールガールシリーズ累計7冊。
    月に1回のワークショップ、カメラ&フレンズを主宰。5年目に突入。
    写真展「TOKYO MODELS」主催。

  • たくさんのフォトグラファーとモデルが参加する写真展「TOKYO MODELS」を主催。

  • カメラホリック フレア  MODELS + PHOTOGRAPHERSの責任編集を務める。

  • きっかけ……
    戦場カメラマンになりたかった。
    中学校の時に読んだ本、地雷を踏んだらサヨウナラで一ノ瀬泰造に憧れた。
    今も心のどこかに残ってるけど1992年に
    当時一番大きな賞だったパルコpromising photographersに選出されたのも、
    湾岸戦争の帰還兵とファッションモデルのドキュメンタリーだったし。

    1998年に一時停戦協定を発表した北アイルランドで作品を撮っていた。
    紛争の中で人の中に生まれる愛がみたかったのかもしれない。
    普通の写真家は南アイルランドの牧歌的な風景を撮るのだけど、
    僕はあえて北アイルランドのベルファストの紛争地域に向かった。
    自分に足りない概念は自分の足で撮影しに行き、見てきたもので表現した。
    それが他の写真家と僕の大きな違いだと思う。

    • 湾岸戦争帰還兵のドキュメントPARCO PROMISING PHOTOGRAPHERS 受賞作品。

  • 東日本大震災ボランティア撮影でのひとこま

  • 東北の震災では、ある小学校のボランティアをした。
    学校の生徒さん、教員全員の記念写真を撮っていった。
    校長先生に挨拶すると「どうかたくさんの子供たちの笑顔を撮ってください」とおっしゃられた。
    笑顔は広告の仕事を続けていくと商業的な笑顔が多く否定的に思えてしまう自分がいたが
    クラスに残った生徒たちの笑顔に涙が流れた。
    大人たちが震災後それでも生きていこうと勇気をもらったのは、こんな子供たちの笑顔があったからだと思った。

    様々仕事をやってきたし、創作だけではない記録という意味でも社会に写真で貢献することが写真家の役割だと思っている。
    でも何かやり足りない思いにも気がついていた。
    それは自分をここまでにしてくれた写真への御恩返し。
    みなさんと写真を楽しむこと
    tokyo models award 写真展やカメラ&フレンズのワークショップは、そんな僕の思いが詰まっています。