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  • ニコンZマウントの最高峰『Z 9』年内発売決定
    メカシャッターレスのフラッグシップモデル



ニコンが『ニコンZ シリーズ』初のフラッグシップモデル『ニコン Z 9』の年内発売を発表。

この『ニコン Z 9』は、静止画も動画もニコン史上最高の機能と性能を備えている。新開発の積層型CMOSセンサーと画像処理エンジン「EXPEED 7」を搭載することで、一眼レフフラッグシップモデルD6のAF性能を凌駕し、ニコンフルサイズ機としては初となるメカシャッターレスを採用することで、静寂性が求められるライブ撮影やスポーツ撮影にも問題なく対応できるミラーレスカメラの最先端モデルとなっている。

動画性能はミラーレスカメラで需要が高まっている8K動画(8K UHD/30p)を録画できる。収録時間はカメラボディ内記録で最長約125分。また4K UHD/120p/60p/30pにも対応し、ProRes 422 HQ 10ビット、 H.265(HEVC)10ビットおよび8ビットでの内部記録を実現。階調は用途に合わせて(SDR、N-Log、HLG)選択できる。







 


 


 
 
 

ここに注目!!



①縦横4軸チルト式画像モニター

背面モニターはニコンでは初搭載の4軸チルト機構を採用。横位置だけでなく縦位置でもモニターが上下に展開できるので、さまざまなアングルで撮影ができる。




②積層型ニコンFXフォーマットCMOSセンサー

有効画素数4571万画素の積層型CMOSセンサーを搭載。Z 7IIの読出し速度の約12倍を実現し、ローリングシャッターによるひずみを極限まで抑制する世界最速のスキャンレートを達成することでメカシャッターレスを実現している。




③センサーシールド

本来ならメカシャッターが入るところには、イメージセンサーにダストが付着しないようセンサーシールドを搭載。カメラの電源オフ時にセンサーシールドが閉じるのでレンズ交換時のダスト侵入を防ぐとともに指でセンサーを触れることも防いでくれる。




④新画像処理エンジン「EXPEED 7」

Z 7IIと比較して約10倍の高速処理を実現した新しい画像処理エンジン「EXPEED 7」を搭載。積層型CMOSセンサーから出力したデータを高速で処理することで、高性能なAFや約120コマ/秒のハイスピードフレームキャプチャ+、8K UHD/30p内部記録などを可能としている。




⑤マグネシウム合金採用ボディ

ニコンの一眼レフフラッグシップモデルD6と同等の高い防塵・防滴性能と優れた堅牢性を確保するためにボディにマグネシウム合金を採用。前面と背面カバーを底面カバーと一体化した構造にすることで8K動画撮影に求められる高い放熱効果を実現している。




⑥電子ビューファインダー

約369万ドットの1.27cm/0.5型 Quad-VGA OLEDを搭載。ハード的には物足りなさを感じる画素数だが、ポイントは新開発のデュアルストリーム技術。メモリーカードに記録するための静止画画像データと電子ビューファインダー&画像モニターに表示するライブビューデータを個別に同時処理することで、実際の被写体の動きを常に表示させることができる。




Z 9
【仕様】
有効画素数:4571万画素
センサー:35.9×23.9mmサイズCOMSセンサー(ニコンFXフォーマット)
記録メディア: CFexpressカード(Type B)、XQDカード
レンズマウント:ニコンZマウント
サイズ(幅×高さ×奥行き):約149×149.5×90.5mm
重量:約1160g(本体のみ)
発売日:年内発売予定
価格:オープンプライス
市場推定価格 ボディ70万円前後(税込)
※11月2日10時から予約開始




ハイスペックなZ 9をサポートするレンズが登場予定





Z 9の発売決定とともに2本のレンズとマウントアダプターが発売されることがアナウンスされた。レンズは2本とも高い解像性能を発揮するS-Lineに属するNIKKOR Z レンズ。

ひとつは焦点距離100~400mmをカバーする『NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S』。広角側でクラス最短の撮影距離0.75mを実現し重さも約1355gと超望遠ズームとは思えないほどの軽さで非常に扱いやすい1本。

もうひとつのレンズは色にじみを抑えたシャープな描写を実現した『NIKKOR Z 24-120mm f/4 S』。F値4通しのレンズで広角から望遠までを撮影できるのでスナップからポートレートまでの様々なシーンで活躍が期待できる。
『マウントアダプターFTZII』はニコンのFマウントをZマウントでも楽しめるようにするアイテム。従来モデルから三脚座を無くした仕様で軽量化を実現している。発売はレンズが2022年2月、マウントアダプターが年内発売の予定。



NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S
【仕様】
焦点距離:100-400mm
最小絞り:F32-40
レンズ構成:20群25枚
絞り羽根:9枚(円形絞り)
最短撮影距離:0.75m(焦点距離100mm)、0.78m(焦点距離135mm)、0.8m(焦点距離200mm)、0.87m(焦点距離300mm)、0.98m(焦点距離400m)
サイズ:約98×222mm
フィルター径:77φ
質量:1355g(三脚座なし)、1435g(三脚座あり)
マウント:ニコンZマウント
価格:38万5000円(税込)
発売日:2022年2月
詳しくはコチラ



NIKKOR Z 24-120mm f/4 S
【仕様】
焦点距離:24-120mm
最小絞り:F22
レンズ構成:13群16枚
絞り羽根:9枚(円形絞り)
最短撮影距離:0.35m(ズーム全域)
サイズ:約84×118mm
フィルター径:77φ
質量:約630g
マウント:ニコンZマウント
価格:15万4000円(税込)
発売日:2022年2月
詳しくはコチラ



マウントアダプター FTZII
【仕様】
サイズ:約70×70mm
質量:約125g
価格:3万6300円(税込)
発売日:2021年内
詳しくはコチラ



美しいボケ味と高い解像力が魅力の400mmも開発中


400mmで開放F値2.8を実現した『NIKKOR Z 400mm f/2.8 TC VR S』も現在開発中。詳細は未定だが、高い解像性能を誇るS-Lineに属し、1.4倍のテレコンバーターを内蔵し、ニッコールレンズ史上最高の反射防止性能を持つ新コーティングを採用する予定。Z 9と合わせて使いたい超望遠単焦点レンズだ。









text:SATO TAKESHI