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DJI MINI PRO 3発表!
ライトウェイトドローンが新たなる方向性を得てPROの名を冠して登場!
カメラ付きドローンにおいて業界を牽引しているDJIがMINIシリーズの最新機「DJI MINI PRO 3」を発表。
先日DJIからMINIシリーズの最新機「DJI MINI PRO 3」が発表された。
本機は「MINI」という名を継承しており、従来通りの抜群の携帯性を持ちつつ、「PRO」の名に恥じない性能を搭載したDJIの意欲作になっている。
機体は従来通りのキープコンセプトとしつつも外観は見直され新しいシルエットを纏い、大きくなったプロペラを併せて飛行性能を引き上げると同時に、強力な障害物検知システム(下方以外ではシリーズ初)を搭載することにより飛行時間の増加と安全性の向上を獲得している。
ジンバル部分も再設計され、MINIシリーズでは初めての「縦向き撮影」に対応し、ローアングルも含めより撮影の幅が広がっているところはポートレートの観点からしても注目すべきところ。ドローンが得意とする構図を積極的に作品に取り入れやすくなっている。
カメラ性能は、PROの名に合った大幅な強化が行われており、センサーサイズは前作の1/2.3インチCMOSから1/1.3インチCMOSセンサーに大型化され、それに伴い有効画素数48MPへと大幅にアップしていて、画角は35mm判換算で24 mm、絞りはf1.7になっていて、静止画では最大4800万画素、動画では3840×2160ピクセルの4Kで撮影が可能になっている。
フライト時間は前モデルの18分を大幅に上回る34分となっており、ロケハンや撮影をじっくり出来るだけの時間を確保されているので、テンポの良い撮影が可能となった。
さらに別売のインテリジェントフライトバッテリーPlusを使用すれば最大47分の超ロングフライトも可能になっている。
最大伝送距離は8km。
ちなみに重量は249gと前モデルの199gに比べて50g重量が増加している。
これは日本のドローン対する規制が200g規制から100g規制へと変わり、前規制に対するDJIの回答がMINIシリーズだったのだが、規制重量が変わり本シリーズのキープコンセプトが難しくなったことでコンセプトを機体サイズに絞り、それに出来るだけの技術を搭載したのが今回のDJI MINI 3 PROというわけである。
コンパクトで携帯しやすい本機をカメラバックの片隅にレンズ共に収納し、フィールドに連れ出すことでカメラマンの表現をさらに引き出してくれる手助けをしてくれるだろう。
DJI Mini 3 Pro(DJI RC-N1 送信機)
97,000円(税込106,700円)
DJI Mini 3 Pro(DJI RC付属)
109,000円(税込119,900円)
Text : Yuji "UG" Tanaka