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縦型デザインのVlogカメラ『PowerShot V10』登場
早速、実機を触ってきました!!
5月12日にキヤノンが新たに「Power Shot Vシリーズ」を立ち上げ、その第1弾として、縦型デザインのVlogカメラ『PowerShot V10』を発表。メディア向けの新製品発表会が開催されたので、さっそく実機を触ってきました。
『Power Shot V10』発表会ではカメラマーケティング部の島田さんからポケットサイズのVlogカメラの詳細が発表された。 | 発表会の後半では動画クリエーターの大川優介さんを交えたプロモーションPV制作の裏話など楽しいゲストトークセッションも行われた。 | 思わずモデルさんかと思ってしまうほどのイケメンの大川さんが『Power Shoto V10』だけを使って制作したプロモーションPVはVlogユーザー必見。 |
カラーリングはクラシカルな装いのシルバーモデル(写真左)と落ち着いた印象を与えるブラックモデル(写真右)の2タイプを用意している。 |
今回発表された『PowerShot V10』は初めてカメラを使用するユーザーでも簡単に本格的な動画撮影を楽しむことができるのが特徴。まず注目して欲しいのが縦型デザイン。普段カメラに慣れている人から見るとかなり違和感があるフォルムだが、触ってみるとスマートフォンの撮影に慣れている人ならスムーズに使えるデザインに仕上げている。本体の真ん中にRECボタンが設置されているところなど、今までのコンデジやVlogカムとは一線を画するデザインとなっている。実際に使うとなると気になるのがサイズだが幅63.4mm、高さ90mm、奥行き34.3mmのコンパクトサイズ。実機を手に持ってみた感想としては女性でも持ちやすいサイズ感で重さも211gととっても軽い。
211gと軽量なので長時間動画撮影しても大丈夫。モニターを自撮りモードにしてもコンパクトなのがよくわかる。 | 35mm判換算で19mm相当のレンズを搭載。腕を伸ばさなくてもしっかりと自分がフレームに入るので自撮りも楽々。 | 本体の上部には大口径マイクを搭載しているので、外部マイクを装着しなくても音質はバッチリ。 | ||
センサーはコンパクトデジタルカメラを数多く発売しているPowerShotだけに、こだわりの1.0型CMOSセンサーを採用している。さらに画像エンジンはミラーレス一眼EOS Rシリーズにも搭載されている最新のDIGIC Xを搭載することで高画質な4K 30P動画を記録することができる。そのほかには35mm判換算で19mm相当の広角レンズや内蔵スタンド、高音質大口径マイクを搭載しているので手軽に本格的な撮影ができるのが嬉しい。
本体の中心にあるRECボタンは片手で操作するのに最適なレイアウト。 | 内蔵スタンドを搭載しているので三脚などを使わなくても素早く動画が撮影できる。 | 写真はキット販売予定のトライポッドグリップHG-100TBRを装着したところ。 | ||
PowerShot V10
【仕様】
動画撮影時有効画素数:約1310万画素※静止画撮影時の有効画素数は約1520万画素
センサー:1.0型高感度裏面照射COMSセンサー
焦点距離(35mm判換算):約19mm相当※静止画撮影時は約18mm相当
絞り:F2.8-F8.0
デジタルズーム:切/1.5×/2.0×/3.0×
手振れ補正機構:電子式
ISO感度(1/3段ステップ):フルHD 125~6400、4K 125~3200
映像エンジン:DIGIC X
サイズ(幅×高さ×奥行き):約63.4×90.0×34.3mm
重量:211g(内蔵バッテリー、メモリーカードを含む)
記録メディア: microSDメモリーカード、microSDHCメモリカード、microSDXCメモリカード
動画記録画サイズ/fps:4K UHD
29.27/2398、フルHD 59.94/2398
動作可能時間:約55分(4K 30P)、約1時間20分(フルHD60P)※バッテリーフル充電時
価格:オープンプライス
市場推定価格 ボディ5万9950円前後(税込)
トライポッドグリップキット 6万5450円(税込)
発売日:2023年6月下旬
詳しくはコチラ
Text:SATO TAKESHI