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  • 『RF16-28mmF2.8 IS STM』登場!!
    実際に触ってみました!!





キヤノンが2025年1月23日に『RF16-28mmF2.8 IS STM』を発表しました。このレンズは、昨年9月に発売された『RF28-70mm F2.8 IS STM』のコンセプトを受け継ぎ、高画質でありながらもキットレンズ並みの小型・軽量サイズを実現した超広角ズームレンズです。発売前に実機を触る機会があったので、早速取材してきました。


フルサイズながらコンパクトなボディで人気のCanon EOS R8に装着、開放F2.8通しズームとは思えないサイズ感。


気になるサイズ感をチェック!!

開放F2.8通しのズームレンズといえば、高性能である反面、それなりのサイズ感があるのが一般的です。しかし、この『RF16-28mmF2.8 IS STM』の最大の特長は、その軽量・コンパクトさ。写真を見てもわかる通り、第一印象は「とにかく小さい!」。収納時のサイズは最大径約76.5mm、全長91mm、重さは約445g。


写真左が今回発売される『RF16⁻28mm F2.8 IS STM』、右が昨年9月に発売された同コンセプトの『RF28-70mm F2.8 IS STM』。


昨年9月に発売された『RF28-70mm F2.8 IS STM』と同様のコンセプトを採用しているだけでなく、サイズ感も揃えられています。近年はスチール撮影だけでなく、ジンバルを使った動画撮影をする方も増えているため、同シリーズでサイズ感が統一されているのは、セッティングの時間短縮にもつながり嬉しいポイントです。




 


 


他社の同クラスレンズと異なりレンズ内手ブレ補正を搭載。レンズ単体で5.5段、ボディ手ブレ補正と合わせると最大で8段の手ブレ補正効果を実現。

フィルターサイズは『RF28-70mm F2.8 IS STM』(写真右)と同様の67φを採用している。写真左が『RF16-28mm F2.8  IS STM』。


手動で全長を短くするレンズ収納機構を採用。写真は実際に使用する時の状態で、この状態でも『RF28-70mm F2.8 IS STM』(写真右)とほぼ同じサイズ。



気になる画質は?

今回のタッチ&トライでは実際の撮影は行わなかったため、詳細な画質については確認できませんでしたが、先に発売された『RF28-70mm F2.8 IS STM』と同様、かなり高画質に仕上がっている模様です。

キヤノンユーザーなら「高性能=Lレンズ」というイメージを持つ方も多いかもしれませんが、今回のレンズも画質にこだわった仕様になっています。最新のコーティングこそ施されていませんが、非球面レンズ2枚とUDレンズ4枚を含む13群16枚のレンズ構成を採用しており、十分に高い描写力が期待できます。







会場にあった同クラスのレンズとの比較

今回、発売されたレンズと比較対象となるレンズもあったので、大きさを比較してみました。一番右にあるのが『RF15-35mm F2.8 L IS USM』(キヤノンオンラインショップ価格(税込):34万6500円)。画質・AF性能・堅牢性など全方位で高い性能を誇るLレンズで、サイズ・重量・価格もクラス最大級です。その隣にあるのは『RF14-35mm F4 L IS USM』(キヤノンオンラインショップ価格(税込):23万6500円)。Lレンズで開放F4通しのレンズで、4本の中で最も広い焦点距離を持つのが特長です。

さらにその隣には『RF15-30mm F4.5-6.3 IS STM』(キヤノンオンラインショップ価格(税込):8万5800円)。開放F値が変動するタイプで、軽量コンパクトかつ手頃な価格のエントリーモデルです。

そして一番左が今回発売された『RF16-28mm F2.8 IS STM』(キヤノンオンラインショップ価格(税込):18万81400円)。広角エントリーモデルと遜色ないサイズ感でありながら、開放F2.8を実現した超広角ズームレンズであることが一目でわかります。

 


 


写真右が開放F2.8通しの同クラスのLレンズ『RF15-35mm F2.8 L IS USM』、今回発売された『RF16-28mm F2.8 IS STM』(写真左)がすごく小型軽量になっているのがわかる。


レンズを前面から見るとかなり小径になっているのがわかる。『RF16-28mm F2.8  IS STM』(写真左)がフィルター径67φ、『RF15-35mm F2.8 L IS USM』(写真右)は82φ。



 


Lレンズでコンパクトで人気の『RF14-35mm F4 L IS USM』(写真右)と比べたのコチラ。Lレンズのほうは開放F4通しに対し、『RF16-28mm F2.8 IS STM』(写真左)のほうは開放F2.8通しならもこのサイズはビックリ。

レンズを前面から見たのがコチラ。右のLレンズのほうが前玉がかなり大きいのがわかるフィルター径は『RF16-28mm F2.8 IS STM』(写真左)が67φ、『RF14-35mm F4 L IS USM』(写真右)が77φとなっている。

 

 






まとめ 〜こんなユーザーにおすすめ〜

『RF16-28mm F2.8 IS STM』は、軽量コンパクトで高画質な超広角ズームレンズを求めるユーザーに最適です。


●動画撮影をする方 ジンバルに載せる際のバランスを取りやすく、持ち運びもしやすい。
●スチール撮影をする方 F2.8の明るさを活かし、低照度環境でも安定した撮影が可能。
●ステップアップしたい方 より高画質で開放F2.8のレンズを求めるユーザーにぴったり。
●旅行や日常スナップに使いたい方 軽量でコンパクトなため、気軽に持ち出して撮影できる。



 
 
 

RF16-28mm F2.8 IS STM

【仕様】

焦点距離:16-28mm

最小絞り:F22

レンズ構成:1116

絞り羽根:7

最短撮影距離:0.19m

最大撮影倍率:0.22倍(28mm時)

フィルター径:φ58mm

最大径×長さ:φ74.4mm×88.5mm

質量:約450g

マウント:キヤノンRFマウント

価格:オープンプライス(キヤノンオンラインショップ価格(税込):188100円)

発売日:2025221

 

 

 

TextSATO TAKESHI