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【ベーシック限定サロン】闇の王展 制作プロセス公開(無償版)
闇の王の制作プロセスを公開!
闇の王展:8月21日~8月24日
今年も「闇の王展」の季節がやってきた。
2025年も渋谷・ギャラリー・ルデコにて開催される「闇の王展」。
その名の通り、“闇”をテーマにした作品が一堂に会する本展は、年々注目度が高まり、来場者の感情を深く揺さぶる展示会として大きな反響を呼んでいます。
今回は我らが PASHA STYLE 編集長の出展作品がどのように生まれたのか、その制作過程をお届けします。
普段は完成されたビジュアルだけが目に触れる写真ですが、その裏に潜む“物語”こそが本展の真価を照らすものかもしれません。
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1
- テーマ決め──物語の骨格をつくる
すべてはテーマ決めから始まります。
「闇の王展」の作品である以上、ただ“美しい”だけではなく、深い意味性と物語性を孕んだテーマが不可欠です。
今回も前回に引き続きスタジオ「Studio Lumiere'k」オーナー・kazuさんとコラボレーション。
kazuさんの持つ“世界”をもとに意見を交わしながら、編集長と共にテーマの骨格を組み立てていきました。
議論の中では「人間の性」というテーマも浮かび上がりました。 真っ白な純粋無垢として生まれ落ち、そこに襲いかかる知識や常識、理性や道徳心。 それらが降り積もり、人は成長とともに“黒”へと染まっていく。 やがて真っ白だった可能性は死にゆくのではないか──。 こうした人間存在の普遍的なテーマを背景に据えつつ、最終的に決まったのが今回のテーマです。
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今回決まったテーマは──
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「白と黒の境界に生まれるもの」
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無垢に生まれ、世界に染まり、やがて黒へと変化する。その境界で立ち現れるものとは何か。
この問いを胸に、作品制作は次の段階へ進んでいきます。
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2
- 撮影イメージを膨らませる
決まった一つの物語。
それはまるで詩のようで哲学のようでもあり静かに、しかし確かに心を動かすものでした。
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〈白の世界〉
まだ何者でもない純粋さと静寂。
〈混濁の目覚め〉
”黒”が滴り落ち。”何か”が目覚め(成長)始める
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〈黒の世界〉
染まりゆく闇の中、形なきものが形を得ていく。
それは終わりか、始まりか。
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この世界観をどう写真に落とし込むのか。
編集長は、ストーリーの“抽象性”と“感情のうねり”をビジュアル化するために、何度も頭の中でシミュレーションしていきます。
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3
- モデル&スタジオ探し
世界観を表現するには、それに応えてくれるモデルと、それを包む空間(スタジオ)が必要不可欠。
今回はテーマに合致するモデルをSNSで広く募集。
“白と黒の境界に生きる存在”を演じられる表現力を求めて進めました。
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スタジオは「WHITE & GREIGE」。
光と影のコントロールが自在なこの空間は、まさに今回のテーマにふさわしい場所でした。
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3
- 撮影当日:動き出す物語
撮影当日は、物語の流れに沿ってシーンを分けて撮影。
白一色の無機質な世界から始まり、動きによって黒が混ざり、やがてすべてを覆っていく──
モデルの呼吸、光の当たり方、黒の滲み。
一つ一つの要素が、ストーリーに命を吹き込んでいきます。
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編集長がこだわったのは、”美しさ”。
単に白と黒のコントラストを撮るのではなく、“境界の揺らぎ”や“存在の温度”をどう見せるか。
緊張感と集中が張り詰める中、まるで舞台のように撮影は進行していきました。
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続きは 「Basic」会員限定 にて限定公開
この作品の完成形は、「闇の王展」にて展示されます。
そして、その制作過程の一部は、「Basic」会員限定にて写真付きで公開していきます。
表に出る“作品”と、その裏にある“思考と選択”
両方を知ることで、「闇の王展」がより深く、より豊かに感じられるはずです。
どうぞお楽しみに。
text:taka