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    マウントアダプターを使えば、従来のFマウントのレンズも使用可能。このカットは24-70 F2.8のレンズで撮影。

  • 【レビュー】ファン待望のニコンZ7
    フルサイズミラーレスの実力は?

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    Zマウントの標準ズームレンズ24-70mmを装着。

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      ロック機構があるのでズームレンズでありがちな気がついたらレンズが伸びてる状態にならないのが嬉しい。

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      マウントが大きくなってフランジバックが短くなっているのがよくわかる。ゴミが混入しないように気をつけたい。

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      Zマウント 24-70 F4 撮影:Takeshi obata

  •  9月28日に発売されたニコンファン待望のフルサイズミラーレスZ7。約675gの軽量ボディに有効画素数4575万画素を実現。実機を触らせてもらえる機会を頂けたのでレビューをしたい。
     まず撮影する前に持った感じの第一印象は他社のフルサイズミラーレスと同様「小さい」、そして「軽い」。どうしてもコンパクト化されたボディの悩みであるホールディングは、贅沢を言うなら小指が余らないグリップにしてほしかった。ただ小指が入るグリップを採用するとミラーレスのコンパクトさは失われるので、これがベストと納得。小指は余るけどそれは他社のミラーレスも同じで、他社のミラーレスと比べればむしろあとから登場した機種なので、その分ホールド感は一番と言っても過言ではない。ひょっとするとしばらく使えば慣れてしまって全く不満がなくなるかもしれないレベルだ。
     
     たまたま実機をお借りしたタイミングでPASHA STYLEの撮影会が行われていたので、撮影会などに参加する皆さんと同じ環境で撮影させてもらった。気になる使用感だが、ファインダーを覗いた感覚では通常の一眼レフカメラと変わらない。思わず電子ビューファインダーだという事を忘れるほど、自然な見え方だ。これなら一眼レフからミラーレスに移行しても問題ない。しかもLvを「撮影設定を反映する」に設定しておけば、撮れる画像を撮る前に見ることができるので、従来のデジタル一眼のシャッターを切ってから撮った画像を確認して、画像が暗いから取り直そうなどの悩みから解放されるのが嬉しい。

     メインで紹介しているカットはマウントアダプターFTZを使って撮影。レンズは24-70 F2.8を使用。シャッター速度は1/60、絞りはF2.8、ISO感度は3200で撮影。かなり暗い場所だったので、暗部にノイズがのるのが怖かった為感度を抑え目の3200で撮影したところ、暗めの画像に仕上がってしまった。なのでRAW現像時に+1.42ほど露出補正。そんなに露出を補正するなら撮影時にISO感度を上げてもよかったと反省。画像を見てもらえばわかるが、RAW現像時に一段半以上露出を補正したのに、シャドー部も綺麗に描写しているところが見てとれる。嬉しい誤算でZ7の素晴らしさを体感できた。

     Zマウントの24-70のレンズに関しては写りは申し分なく、使い勝手に関しては一番短いワイドからさらにロックする機構を採用していて、一番短い24mmの状態でレンズが伸びた状態になる。最初はこのスタイリングに違和感があったのだけど、収納時にコンパクトになるのと、ズームレンズの弱点であるレンズを下に向けた時にレンズが自重で伸びてしまうのが防止できると考えると、ボディに装着し放しになる標準ズームとしてはベストな仕様。実にニコンは使う人のことを考えて製品作りをしている。

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    58mm 撮影:Takeshi obata

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    DC135 F2 F4

  •  新設計のZマウントを採用したZ7の弱点といえば、Zマウントのレンズが現状で発売されているものが2本しかないという点。そこをカバーできる用にマウントアダプターを用意しているところがニコンの憎いところ。マウントが変わってしまうとレンズは装着できてもAFが動かないと思ってしまうところだが、モーター内蔵のAF-P、AF-S、SF-IレンズならAE/AF撮影が可能なのでFマウントのレンズ資産がしっかりと使えるのが嬉しい。

     AFの速度に関しては気持ち遅くなる印象があるが、ポートレイト撮影に支障がでるほどではない為、マウントアダプターをつけるとレンズが長く見えてしまうという見た目の不満点以外は特に感じない。Z7を購入するなら必ずセットで購入したいアクセサリー。
     せっかくFマウントが使えるなら個性的なレンズも使いたくなって、ボケ味をコントロールできるDCレンズの135mmも使ってみた。窓際の明るいところだったので、ISO感度は1600 1/100 F2でボケ味をコントロールできるリングはソフトフォーカスが効くようにF4に設定。髪の毛を見るとわかるが、キレイにソフトフォーカスに仕上がった。こうしたニコンの長年培われたレンズが使えるのもZ7の良い所。光学的に未来を感じるZマウントを採用したZ7は、しっかりとニコンの歴史を引き継いでいるのもよくわかった。

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      マウントアダプターFTZを使えば、Fマウントレンズを使用することができる。

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      レンズ資産を生かすのに必須のマウントアダプターFTZ。

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      Gタイプレンズとマッチする外観デザインを採用。

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    実はPASHA STYLEのポートレイトナビゲイターに作品撮りに使ってもらいました。

  • 【使用機材】
    Nikon Z7

    Zマウント NIKKOR Z 24-70mm f/4 S
    マウントアダプター FTZ
    Fマウント AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G
          AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED
          AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II
          AI AF DC-Nikkor 135mm f/2D

    【スタッフ】
    衣装:アリスガワアリス(https://twitter.com/ArisugawaAlice
    アクセサリー:mary west
    ヘアメイク:Asuka Takei(http://hairmake-asuka.com/
    モデル:カノア、ジャスミン 、セラ、ソフィー、ヘレナ
    ※詳しくはhttps://pasha.style/article/392