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    ※写真3 外国人モデル5人が並ぶと、その光景は圧巻である。ストロボを使うことで色の表現力が広がる。

  • 【雑誌連動企画】X(cross)shooting
    NISSIN DIGITAL × ooxo

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    現場は暗いスタジオに白熱球の黄色い光。目で見たイメージはこの写真に近い。

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    ※写真1 明るくしながらも立体感を崩さないようにライティング。

  • 雑誌連動企画でもある、X(cross)shooting
    この回では株式会社ニッシンジャパン様が、フォトグラファーooxo氏を指名しコラボ作品を完成させた。

    撮影が行われたのは、PASHA STYLE撮影会。そこにooxo氏も参加する形で撮影された。つまり他の参加フォトグラファーもいる中で撮影している。
    実践での使用感、作品の仕上がり等についてレポートしてみた。

    作品は10月26日発売のPASHA STYLE Vol.3にて公開されているので、そちらも一緒に楽しんでほしい。
     
     
    PASHA STYLEの撮影会は、5人の外国人モデルが豪華なドレス(製作協力:アリスガワアリスさん)を身に纏い、煌びやかなスタジオにて行われた。5つのシチュエーションの中、各参加者がモデルを囲みながら思い思いにシャッターを切る。
    なのであまり長い時間モデルを独占をしているわけにはいかない。撮影エリアの広さも大きなストロボを何灯も広げられるわけでもないのだが、そんな中でどれだけの作品が撮れるのか。そんな目まぐるしい現場では、フォトグラファーの実力だけでは無く機材のポテンシャルにも大きく左右される。

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    現場にはプロのヘアメイクAsukaさん、スタイリストのアリスさんが常駐し、モデルのスタイルコンディションを常にコントロール。

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    今回は、NISSIN DIGTALのAir10s / MG10 / i60Aを使用し撮影をしている。

  • 今回の撮影で、ooxo氏が特に気を使ったのはISOの設定(感度)。
    このスタジオは、とても煌びやかで豪華に写るが、実際に肉眼で見る限りではとても暗く、照明は基本的に白熱球。
    最近のカメラの性能がいかにアップし高感度にも強いとはいえど、光の無い場所でのISO上昇は画質の劣化を確実に引き起こす。

    そこで、 NISSIN DIGTALの製品、MG10とi60Aを使い、光を作り直し撮影を進めていく。
    プロが施すヘアメイクに、特注のドレスを用意してもらったのだ。それらの質感の再現にはストロボの光りは欠かせない。

    現場でのクリップオンの利便性は特に大きく、限られたスペースを目まぐるしく動くフォトグラファーにとって、軽くそして確実に光ってくれるという安心感は何にも代えられない。何度も移動するその度に片手でスッと持ち上がる。女性でも楽に出来るレベルの軽量性だ。モノブロックなどの大きな照明になるとさすがにこうはいかない。

    そして確実に光ってくれる。「え!? 光らないことあるの?」なんて思うかもしれないが、輸入物の安価なクリップオンストロボを使っているユーザーなら一度ならずとも体験したことがあるのではないだろうか、光ってほしいときに光らない。そんなことは良くあるのだが、時間も限られた現場では、この光って欲しいときに光らないということが、欲しいその一瞬を逃すことになるのだ。
    なので、この「確実に光ってくれる」という安心感は本当にありがたい。

    さらにooxo氏が感動していたのが「Air10s」の利便性。
    人が行き交うスタジオ内は、動けば動くだけカメラを倒したり、ストロボを倒したりと事故も起こりやすい。だがこの「Air10s」を使えば、カメラを覗きながらその場で全てのストロボの光量や照射角をコントロールできるのだ。
    それって今どき普通では? と思うかもしれないが、説明書を読み使い込んで慣れていくまでには時間がかかる。それを、ooxo氏は一度説明を聞いただけで簡単にそして思う通りにコントロール出来ていた。それだけ「Air10s」が感覚的にも使いやすいということなのだろう。

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    写真1〜3の現場でのライティングのセッティング図。

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    ※写真2 ストロボを使うことでISOが上がるのを抑え、解像感を残したクオリティの高い作品に仕上げることが出来る。

  • あとはそれらを使いイメージした画を作っていくだけ。
    ooxo氏のライティングは、基本的に2種類の光を使い構成している。
    ひとつは天井バウンスで「回す光」
    これによって撮影エリア全体の明るさをコントロールする。
    そしてもうひとつは、被写体に「当てる光」
    ディフューザーを使い被写体の立体感や質感をコントロールする。

    ライティングの見取り図を見れば、天井バウンスと傘での人物用での撮影をしているのが分かる。
    ただ写真2のように檻に入れられているシーンなどは、すこし強めのイメージにするためストロボをスポット的に使うようなライティングに変えている。
    その辺は、作りたい画のイメージに合わせて光を作っていくことが必要になる。

    調節幅は、1/1から1/256までの光量を1/3EVステップで、手元でコントロールできる繊細さ。
    特に作品撮りをしていく上でこれがあるからこそ、これだけの暗いスタジオでもまわりの環境光を活かしたストロボライティングが実現できたわけだ。

    参考までに写真2の上に入れてある写真を見てほしい。
    ひとつは、ストロボ無し。
    シャッター速度 1/60 f2.8 ISO8000
    それに比べてストロボ有りは、
    シャッター速度 1/60 f2.8 ISO800

    ISOを低く抑えることで、ノイズ、シャープネス、色など写真としての仕上がりは確実に差が出てくる。

    軽くて繊細な光を作り出せる。さすがは国産である。
    NISSIN DIGTALのAir10sと i60Aは、男性はもちろんだが女性のフォトグラファーにも積極的に使ってほしいアイテムだとooxo氏は感想を残してくれた。

  • 今回の使用機材:
    カメラ:SONY α7RⅡ
    レンズ:FE 24-70mm F2.8
    照明関係:
    NISSIN DIGTAL Air10s / NISSIN DIGTAL MG10
    NISSIN DIGTAL i60A(×2)