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PASHA STYLE Vol.3発売記念撮影会でテストシューティング。
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【レビュー】広角レンズでポートレイトに挑戦
SIGMA 14mm F1.8 DG HSM -
超広角14mmで開放F1.8を実現したレンズ。
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こんなに被写体に近づいても全身が入ります。限られた空間での撮影で大活躍します。
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「ポートレイト撮影で広角レンズをなぜ使わないのだろう?」という素朴な疑問。それを解決するためにシグマのArt14mm F1.8 DG HSMを使って、広角レンズでポートレイト撮影を試してみた。撮影を担当したのはPASHA STYLE Vol.3で表紙を撮影していただいたooxo氏。
写真を見て、あれこのプロップ見たことある!? と思った人はかなりのPASHA STYLEマニア。実はこれ、10月28日に行われたPASHA STYLE Vol.3発売記念撮影会「INNOCENT WORLD Another Story Autumn version」( https://pasha.style/events/40 )の際にテストしたもの。
広角レンズは撮影時に一番気をつけたいのは画角。使用した14mmレンズの画角はなんと114.2°。黙っていてもかなり広い範囲が写ってしまう。ちなみに標準レンズと言われている50mmのレンズ(シグマArt 50mm F1.4 DG HSMの場合)の画角が46.8°なので、比較すると倍以上の範囲が写る計算だ。
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前玉はこんなに球体になっています。傷をつけないように気をつけましょう。
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Made in Japanのものづくりもシグマならでは、会津工場で一貫生産されているのも特徴のひとつ。
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実際に使用したフォトグラファーのooxo氏に感想を聞くと「普段、広角レンズを使ってポートレイトの撮影はまずしないので面白い経験でした。画角が広いことが最大の魅力ですが、撮る位置がすこし変わるだけで劇的に写る風景がかわるので、正直使いこなすのが難しい印象を受けました。特にポートレイトは被写体が命。これだけの広角を使うと被写体の位置によっては、手足や顔が伸びて変形してしまうなんてことも注意しなくてはならないポイントですよね。
ただ使い方によっては、今回のように限られたスペースに創られた世界感を表現するには最適ですね。引きがない場所でも、背景の写る範囲が大きいので上手に使いこなせば表現の幅が広がるなぁと感じました。
特にこのレンズで気に入ったのが、開放値F1.8。INNOCENT WORLD Another Story Autumn versionの撮影会は雰囲気のあるシチュエーションに仕上げられています。なので出来るだけストロボを使わず環境光を活かしたかったので、開放F1.8というのはとても強いアドバンテージでした。ISO感度を800でシャッタースピードを1/125、F2.5での撮影を可能とし、開放から1絞りするだけで描写もグッと締まりますね。」とのこと。
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画角が114.2°なので、ちょっと目線の高さが変わると写る風景はかなり変わります。
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上のカットで撮影したのがこちら。地面が広く写って、創りこまれた世界に没入できます。
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普段、使っているレンズとはひと味もふた味も違った雰囲気に仕上げる事ができる広角レンズ。特にArtシリーズはシグマが最高の光学性能と豊かな表現力を追求して開発しているレンズなのでポートレイトにも十分使えることが、今回の撮影でわかりました。新しい表現をポートレイトに取り入れたいなら、ぜひ広角レンズで作品撮りにチャレンジして欲しいです。
【使用レンズ】
SIGMA Art 14mm F1.8 DG HSM焦点距離:14mm
最小絞り: F16
レンズ構成:11群16枚
絞り羽根:9枚(円形絞り)
最短撮影距離:27cm
最大径:95.4φ
全長:126mm
質量:1120g
マウント:シグマ、ニコンF※、キヤノンEF、ソニーE
価格:21万9000円(税別)
※ニコン用は電磁絞りを採用。カメラによって使用に制限がある場合があります。
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INNOCENT WORLD Another Story Autumn version
direction:shir0xxx(twitter @white0314noriya)
Photographer:ooxo
CAMERA:SONY α7RⅡ
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【Text SATO TAKESHI】
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