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【レポート】Panasonic初の35mmフルサイズミラーレスカメラ
LUMIX Sシリーズ 新製品発表会 -
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左)パナソニック株式会社 執行役員 アプライアンス社 副社長/渕上英巳氏 右)パナソニック株式会社 アプライアンス社 イメージングネットワーク事業部 事業部長 山根洋介氏
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パナソニック株式会社は
同社初の35mmフルサイズミラーレスカメラ
LUMIX S1R/S1の発表会を2月都内で開催した。「世界初のミラーレスカメラを開発して以来
世界初の技術開発にチャレンジしていった結果、
数多くのプロフォトグラファーや
ビデオグラファーに支持される
レベルにまでLUMIXは進化してきました。
その進化に留まることなく
プロの限りない表現欲求にさらに応えたい。
私たちはそんな想いで
フルサイズ機の開発に取り組んできました。
先端技術を駆使しプロフェッショナルの
道具として、身体の一部として、
活躍できるカメラとして開発された
S1R/S1にぜひ期待していただきたい。」とパナソニック アプライアンス社 副社長
渕上氏は語る。
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「S1Rは究極の表現力を求める写真家に。
S1は静止画に加え動画も扱う
ハイブリッドクリエイターに向け開発しました。
共にプロが求める〈表現力〉〈基本性能〉
〈操作性〉〈堅牢性〉を高レベルで備え、
プロの撮影を強力にサポートすることができます。
さらにプロダクトだけでなく
写真環境周辺のサポート体制を充実させます。
メンテナンス、修理を担う
LUMIX PRO SERVICESを開始。
また、写真を愛する方、LUMIXユーザーとの
絆をより深めるため東京銀座に
ショールーム、ギャラリーも開設いたします。
新たな時代を切り拓く
LUMIX Sシリーズにぜひご期待ください。」とパナソニック アプライアンス社
イメージングネットワーク事業部
事業部長 山根氏は語った。 -
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実機体験コーナーの模様。プロ写真家、映像作家がSシリーズで撮った写真を展示するスペースにPASHA STYLEポートレイトナビゲーターの福井麻衣子氏も参加
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その後、写真家 相原正明氏のトークショー、
今後のSシリーズのマーケティング戦略
「LUMIX CHALLENGE」の発表、質疑応答を
もってすべての発表は終了した。
最後発であるパナソニックが各社出揃った
フルサイズ市場で生き抜くために
ターゲッティング、機材の開発、サポート体制、
ショールーム、ギャラリー、マーケティング、
ブランディングなど考えうるものをフル動員して
切り込んできたなという感想を持った。
実機体験コーナーで触ったSシリーズは
今までのミラーレス機とは異なり大きく重い。
普通にレフ機並だ。
しかしだからこそ実現できた性能であり
堅牢性であり信頼性であると開発者は語る。
いきなりフラッグシップ級のカメラを
ラインナップしてきた戦略の広がりに
これからも注目していきたい。
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3月23日発売
LUMIX DC-S1R
有効画素数/4730万画素
ボディ/46万4000円前後
ズームレンズキット/57万6000円前後
LUMIX DC-S1
有効画素数/2420万画素
ボディ/31万4000円前後
ズームレンズキット/42万6000円前後