PHASE ONE、とにかく重量感と安定感、
そして安心感が半端ないカメラだった。
“バシャッ”というミラーの音が撮影テンションを
刺激。
レンズ中央から周辺まで、クリアかつシャープに
描写するレンズクオリティがあって、１億画素の
高解像度が活きてくるんだなぁ、と撮影データを
覗きながら思わず納得してしまうのだ。

普段は35mmフルサイズで撮影しているせいか
ファインダーを覗くとその広さと歪みの少なさに
感動する。
ある程度まで岩の近くに寄っても見せたい部分が
しっかり入る。
　
かと言って、ファインダー隅がビュンと
伸びてしまうこともない。
安定したトリミングが出来るのは、こういった
欲張りになるシチュエーション時には嬉しい。
ダイナミックレンジにも余裕があるからか
赤に緑にと色の表現幅も広い。
苔の緑も洋服の赤も同時に自然な形で表現できてしまう。

気になる解像度も申し分ない。
正直、高解像度にどれだけの意味があるのか
疑問な部分もあった。
しかし写真をレタッチしながら岩肌を見て
ゾクゾクと鳥肌が立つ。
そうもうそれは写真を超えて、そこに本物を
感じさせてくれるのだ。
画像をアップにする度に驚き、感動する。
できれば大判のプリントに印刷してみたいと感じさせる。
そんな１枚に仕上がってくれる。
みなさんもぜひ、フルサイズデータを
ダウンロードしてその感動を一緒に味わって
もらえたらと思います！

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