-
写真の祭典CP+2019〜4日間の会期を終了
平成の終わりからのミラーレス時代 -
-
-
2019年2月28日〜3月3日の会期で
パシフィコ横浜/大さん橋ホールで開催の
写真映像イベント「CP+ 2019」が閉幕した。登録来場者数は4日間で69,615人にのぼり
すぐれない天候の中、会場内だけは
メーカーとユーザーの熱気に包まれ、
春を飛び越したホットな空間となっていた。各メーカーは国内最大のこのイベントに
フォーカスを合わせ、
新製品新アイテムを投入、
ラインナップをプレゼンテーション。
各ブースではディスプレイ、体験コーナー、
セミナー、トークショーなど
写真、カメラ好きにはたまらない
趣向を凝らした空間が
そこかしこに提示されていて
1日では到底満足できない催しだった。
-
数ある出展商品の中で来場者の投票で決まる
気になるワールドプレミアアワード。
2019年の結果は以下のようになった。■レンズ交換式カメラ部門
キヤノン株式会社/キヤノン
マーケティングジャパン株式会社
EOS RP■レンズ一体カメラ部門
株式会社リコー/
リコーイメージング株式会社
RICOH GR Ⅲ■交換レンズ部門
ソニーイメージングプロダクツ&
ソリューションズ株式会社/
ソニーマーケティング株式会社
FE 135m F1.8 GM■フォトアクセサリー部門
東芝メモリ株式会社
EXCERIA TM
高耐久microSDメモリカード (M303E)やはり直近で発表、発売のある
カメラなどが、来場者の興味を
強烈に掻き立てた結果となったようだ。
翻って今回のCP+で感じたことといえば
全てのメーカーの道筋が「ミラーレス」に
向かっていてその流れは止まらないということ。
ボディはもちろん新規開発レンズにしても。
SONY一強の現状が来年の今頃どのように
変わっているのか、変わっていないのか。
ユーザーの心を揺さぶる製品の登場を
心待ちにしている。 -
-
-
ポートレイト専門誌として
写真業界に携わるPASHA STYLEも
様々な形でCP+2019に参加させてもらった。中でもストロボメーカーNissinの
HASEO vs 黒田明臣トークショーには
PASHA STYLE編集長が乱入。
しっかり宣伝させていただいた。また、各所のセミナー、展示物においては
弊誌ポートレイトナビゲーターや
掲載させてもらったフォトグラファーの
方々が八面六臂の活躍をみせていた。あっという間に過ぎ去っていった4日間。
機材メーカーの「本気」で満たされた空間から
来場者の方々はどんな想いを
持ち帰られただろうか。
カメラ機器も日々進化する中で
とかく「映え」がもてはやされる昨今だが、
我々ポートレイトフォトグラファーも
日々進化を続けていきたいものだ。
そして、PASHA STYLEの読者の方々には
そのポートレイト作品をぜひタグ投稿
#pasha_magazine で発表していただきたい。
-
【TEXT KAWANO KIMIHIRO】
-
-
- タグ