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【CP+2019】カメラ(ボディ)篇
レフからレスへ。新時代を見せつける展示群 -
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2019年CP+の企業ブースや製品で
気になったものをピックアップ!
今回はカメラ(ボディ)をご紹介します。
Panasonic
3月の下旬にいよいよ発売となる
同社初のフルサイズミラーレスカメラ
S1R/S1のタッチ&トライが大盛況。
プロをコアターゲットにしている機種だけに
ダウンサイジングはそこまで重視されていない
ミラーレス機にしては珍しいコンセプト。
実機を触られた方はどのように感じただろうか。OLYMPUS
先日発売されたばかりのOM-D M1X。
プロ用フラッグシップモデルの性能をアピール
する体験コーナーが多数展開されていた。
最大7.5段分の手ブレ補正体験コーナー、
インテリジェント被写体認識AF体験コーナー、
ライブND体験コーナーなど。
実機を会場内から持ち出して体験できる
催しも開催されてM1Xで実際にスナップできた。
マイクロフォーサーズシステムも極まれば
フルサイズ機をも凌駕する実力を持っている。
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Canon
CP+の直前に発表のあったEOS Rの弟分
EOS RPの実機が触れるとあって
盛り上がっていたCanonブース。
2620万画素フルサイズセンサーで485グラム!
EOS Rよりも一回りコンパクトなサイズで
20万円を切る価格設定のフルサイズ
ミラーレス機とあって
タッチ&トライコーナーには長蛇の列。
人気と注目度の高さが顕著に現れていた。富士フイルム
実機を触れることはなかったが
目玉はなんといっても1億画素の
ミラーレス中判デジタルカメラ
GFX 100 MEGAPIXLESだろう。
昨年のフォトキナで開発発表されたものだが
参考出品されていた。存在感がすごい。
中判デジタルカメラ初の
裏面照射型のCMOSセンサー、
ほぼ全面をカバーする位相差AFエリア、
ボディ内手ブレ補正機構を採用している。
一般ユーザーには遠い存在の
カメラかもしれないが、このカメラで撮った
ポートレイト作品はぜひ見てみたいものだ。 -
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RICOH
こちらも先日市場投入されたGR III。
直前のCP+での注目度は展示商品トップクラス
といっても過言ではなかっただろう。
ユーザーの中にもメインにサブにと
使っている人も多い大人気機種の最新モデルだ。
従来モデルから高機能化、小型化と
正統なアップデートでさらなる最強機となった。
当然タッチ&トライコーナーには人、人、人。
2424万画素、APS-Cセンサー、手ブレ補正の
ついた同機は高級コンデジのキングとして
市場の覇権を取ることは間違いないだろう。
カメラ(ボディ)の注目機を挙げていったが
その中にかつて中心にあったレフ機はない。
これも時代の流れ、進化なのだ。
レフ機は既にノスタルジーの中に
あるのかもしれないが、
また新たな規格の中で
我々は写真と向き合っていけばいい。