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PASHA STYLE認定作品展 vol.1 閉幕
プラットホームメディアの果実 -
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2012年の渋谷ヒカリエの開業を皮切りに
大きくその様相を変貌し続ける渋谷。
その地で「ポートレイトの聖地」と言われ
多くの写真展が催される
渋谷ギャラリー・ルデコにおいて
2019年6月29日、30日の2日間
「PASHA STYLE認定作品展vol.1」が開催。
そして閉幕した。
梅雨空のすっきりとしない天候にもかかわらず
約500人の来場者に作品を見ていただけた。
ポートレイトに携わる全てのクリエーターの
プラットホームメディアを標榜して
立ち上がったPASHA STYLEの一つの果実を示す
写真展となったのではないだろうか。
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今回の写真展には
PASHA STYLE認定クリエーター30名。
公募から選ばれたクリエーター12名の
全42名146点の作品が展示された。
1作品で勝負するもの。組写真で勝負するもの。
カラー、モノクロ、創作、スナップ、
それぞれが目指すポートレイトの高みは違えど、
その熱量には驚きを隠し得ない。両日に渡って会場内では
PASHA STYLE編集長、大森氏、
日本広告写真家協会 副会長、高井氏、
プロフォトグラファーで
PASHA STYLEポートレイトナビゲーターの
渡辺氏、Kay氏がレビュアーとして在廊し
展示作品についての様々な意見の交換、
アドバイス等が活発に行われた。
参加クリエーターは、さらに作品の
クオリティーをあげるためのヒントや、
次の作品制作へのモチベーションを
得られる機会となっただろう。 -
レビュアーを務めていただいた大森和幸氏(左上)、高井哲朗氏(右上)、渡辺伸次氏(左下)、Kay氏(右下)
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参加作品すべてを対象に
ポートレイトクリエーター、
プロフォトグラファー、メーカー、
メディアと多くの人々の注視の中
PASHA STYLE認定作品展アワード、
ZEISS賞、セコニック賞のほか、
媒体の垣根を越えて
フォトテクニックデジタル賞、
PHaT PHOTO賞などが用意され、
審査員の得票でそれぞれ表彰された。
審査員紹介(敬称略)
プロフォトグラファー、APA副会長/高井哲朗
プロフォトグラファー、ポートレイトナビゲーター/石本一人旅
プロフォトグラファー、ポートレイトナビゲーター/Kay
プロフォトグラファー、ポートレイトナビゲーター/小林由右子
プロフォトグラファー、ポートレイトナビゲーター/硯谷昭広
プロフォトグラファー、ポートレイトナビゲーター/渡辺伸次
フォトテクニックデジタル編集長/藤井貴城
PHaT PHOTO編集長/安藤菜穂子
カールツァイス株式会社
株式会社セコニック
プロ機材ドットコム
他
こうしてクリエーターとクリエーター、
クリエーターとメディア、
クリエーターとメーカーが
PASHA STYLEというハブを通して
繋がり、融合し、拡散していけばいい。
変わりゆく渋谷という街と同じか
それ以上のスピードで写真にまつわる
様々な事柄が変わって来た今だからこそ
PASHA STYLEはポートレイトクリエーターの
プラットホームとなるメディアとして
存在し続けたいと思っている。
また次の機会、認定作品展が開催される時は
新たなクリエーター、進化した作品で、
ギャラリーが埋め尽くされることを願っている。
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【TEXT KAWANO KIMIHIRO】
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