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  • HASEO個展「100 million beauty」
    大阪会場初日レポート

    • HASEOさんの作品集やメソッド本も販売されています。

  • HASEOさんの個展「100 million beauty」
    大阪会場初日にお邪魔してきました。
    会場となる富士フィルムフォトサロン大阪は、
    大阪メトロ御堂筋線本町駅、堺筋線堺筋本町駅の
    中間に位置する、
    メットライフ本町スクエア(旧・大阪丸紅ビル)
    の1階にあります。
    本町の大通り沿いに面しているため、
    どちらの駅からも徒歩数分で
    迷うことなくアクセス可能です。

  • 写真家の個展ともなると、少し敷居が高いイメージがありますが、入館無料で気軽に立ち寄ることができるオープンなスペースとなっています。
     
    展示場に足を進めると、壁一面を使った迫力のある大判の作品に圧倒……!!
    平日の日中にも関わらず、入れ替わり立ち替わり多くの来場者が訪れ、皆さん食い入るように作品に引き込まれていました。
     
    そんな中、HASEOさんは来場者と談笑や作品解説を交えながら、常にコミュニケーションをとっておられました。

    お話をお伺いしようとしたところ、
    「じゃあ1枚ずつ作品を見ながらご案内しましょう」
    と、その場にいた幸運な数名のために解説ツアーが始まりました。
     
     
     
    まずはこの個展のコンセプトについてお話してくださいました。
     
    「富士フィルムの1億200万画素のイメージセンサーを搭載した、GFX100の魅力を伝えるための個展です。だから題名も『100 million beauty』としています。
    カメラの性能を活かして、とにかく美しく撮る、ということをテーマとしています。」

    入口すぐの一際巨大な作品「JOCA」。この個展のメインイメージにも使用されている。
    こちらは大阪で撮影された作品だそう。
     
    「大阪から世界へと広く活躍をしている、フラワーアーティストのJOCAさんとのコラボレーションです。今年、彼と一緒に作った作品で世界最大の写真コンクールでGOLDをとりました。そのお祝いの意味も含めて、大阪の展示にこれを持ってきました。」
     
    そして、GFX100の特性が最も活かされてている作品「滝の人魚」については
     
    「GFXは5段階の手ぶれ補正がついた、世界初の中判カメラです。3秒間シャッターを開放して水を流し、滝を作りました。3秒というのは短いようで長い。モデルも体は固定できるが、上から水が流れてくるので、目が動いちゃったりする。ただ、手ぶれ補正がついているので、手持ちでこういう画が撮れる。23mmの広角レンズを使い、モデルに近い位置で撮影していますが、上から水がかかってもGFXだから大丈夫なんです。」

  • 7歳の少女を写した作品「蔵の中 少女標本」。よく見るとアップになった大きな瞳に、撮影者であるHASEOさんが写り込んでいます。それだけの高画素を使う意味を語ってくださいました。
     
    「1億画素をプロが使う理由ってなんだろう?と考えたときに、10年前20年前の写真を思い返してみると、それは画素が足りないからということです。昔、2400万画素のカメラが出たときに、『そんな画素はいらないよ』と誰しもが思ったけど、今では2400万画素では少ないと言われるようになった。
    1億の画素で撮るってことは、子供の写真が10年20年経って、成人したときに写真が色褪せてないってことなんです。10年後のお子さんへのプレゼントとして、1億画素を使いましょう、というメッセージです。」

     
     
    会場には背景や衣装が全て紙で作られた作品群も展示されていました。優美な曲線を描く大輪のバラ。対人物の大きさを考えると、直径1m……いや、それ以上でしょうか。
     
    「背景にしている紙製の真っ赤なバラの花は、撮影が終わったら全て燃やします。この世から消えるものだからこそ写真に残すべきだし、美しい。それが、僕の勝手な論理です。実はこれが燃えるシーンを撮った作品も、近日公開予定です。」
     
     
    威圧感さえ感じさせる程の迫力ある紙のドレス。最早ドレスというより、アーマーくらいの戦闘力がありそうです!!メタリック素材に見えるこれもまた、紙で作られた衣装というので驚きました。
     
    「写真の新たな可能性を追求し、600枚の彼岸花の写真を印刷し、プリント自体を折って切って衣装にしました。これは大阪のみの展示で、東京は実は孔雀の写真で衣装を作ったものを展示します。」
     
     
    HASEOさんの展示を見ていると、「赤」が主役の写真が多いことに気付きます。
    美しく、多彩な表情の「赤」については、
     
    「これは富士フィルムの「カラークロームエフェクト」という、赤・黄色・オレンジなどの暖色系が美しくなる機能を使って撮っているからなんです。」
    とお話してくださいました。
     
     
    また、代表作のひとつとも言える「リアル雛人形」の展示もされていました。
    この作品の美人揃いのモデルの中で、とびっきり綺麗なのがHASEOさんの奥様だそう。
    (「これは絶対記事に書いてね!! 」とHASEOさんより念押し。笑)
    どの方が奥様かじっくり考察してみてください。

    その他にも、記事にできない裏話(?!)や撮影時の面白いエピソードなども、たくさんお話ししてくださいました。
    HASEOさん、お時間をいただきありがとうございました!!

  • そして、来場者へのお楽しみとして用意された自撮りゾーン。
    こちらは当初、観光地などによくある「顔ハメパネル」を作ろうとされたそうですが…
    制作秘話については、会場でHASEOさんに直接聞いてみてください。
    誰でもHASEOさんの作品の世界に入る体験ができる、週末は行列必至のブースとなっています!!
    SNSのTOP画像に使用する方が急増する予感ですね!!
     
     
    大阪会場は7月18日まで、東京会場は8月1日より開催です。
    この3連休中は、作品解説や別会場でのイベントもあります。
    ぜひ足を運んで、こだわりの世界観と超解像の美しさに圧倒されてください。
     
    PHOTO&TEXT BY じぇり
     
     
     
     



     
    HASEO個展「100 million beauty」
    会場:富士フイルムフォトサロン 大阪
    期間:2019年7月12日(金)〜7月18日(木)
    営業時間:10:00~19:00
    最終日14:00まで(入館は終了10分前まで)
    住所:大阪府大阪市中央区本町2-5-7
    メットライフ本町スクエア 1階
      
      
    HASEO個展「100 million beauty」
    会場:FUJIFILM Imaging Plaza
    期間:2019年8月1日(木)~8月31日(土)
    営業時間:平日11:00~20:00
    土日祝10:00~19:00(入館は終了10分前まで)
    住所:東京都千代田区丸の内2-1-1
    丸の内 MY PLAZA 3階
     
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