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PASHA STYLE認定作品展 vol.1 アワード
準グランプリ〜西村毬乃 -
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「PASHA STYLE 認定作品展 vol.1」は
WEBやSNSを通じて投稿された
ポートレイト作品の中から
“認定作品”に選ばれたクリエーターたちが
渋谷ギャラリー・ルデコに一堂に会した
合同写真展として開催された。
同写真展では様々なプロフォトグラファー、
メーカー、メディアの方々にご協力いただき
投票形式でのアワードを設けた。
その中からvol.1準グランプリに選ばれた
クリエーターを紹介しよう。
西村毬乃 Marino Nishimura
関西在住。
グラフィックデザイナーの傍ら、
スタイリング、衣装の製作など、
被写体作りを中心とした作品作りで活動中。
Instagram:@maino.nishimura
写真展では1枚目の日章旗をイメージさせる
シンボリックなビジュアルに
完璧なまでにコントロールされたスタイリング、
トータルディレクションの作品が展示された。
(詳しくはhttps://pasha.style/article/804)
数ある展示作品の中でもそのインパクトは
突出して観覧者の目に
焼き付いたのではないだろうか。
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−−−写真との出会いを教えてください
元々自身のビジュアルにコンプレックスがあったため、写真に写ることが大嫌いで、その反動から、誰かをスタイリングして、モデルさんに喜んでもらえるようにと始めたことが作品作りのきっかけでした。
以前から所属していたイベントのビジュアルイメージを作成しており、当初は自身でも撮影していたのですが、更なるクオリティの向上のため、現在撮影はカメラマンさんにお任せをして、自分は被写体作りとグラフィックに専念させていただいています。ありがたいことに、それがきっかけでカメラマンさんから声をかけていただき、作品撮りを始めることになりました。
−−−作品へのこだわりや
コンセプト作りについてお聞かせください
コンセプトではないですが、私自身は世界観を含め、「被写体を作る」ことに重きを置いているため、モデルさんの魅力を最大限に引き出すこと、可能な限りモデルさんの好みに近い形で衣装を作ること、あとはモデルさんが楽しんでもらえること、喜んでもらえること、私も含め関係者が挑戦できる場であることを念頭に置いています。
−−−今後の作品作りについて
現在の作風と並行して、よりグラフィックを取り入れた広告性の高いものを作っていきたいです。衣装の系統的にはPOPなものも増やしていきたいですね。
−−−認定作品展に参加した感想を教えてください
スタイリストとして交流できる場というのがほとんどないため、カメラマン、デザイナー、スタイリストなど様々なポジションの方と一堂に会して交流できる場は大変ありがたかったです。個人的にはカメラマンさんがいないと作品を作ることができないので、今後の作品作りをする上でご縁を繋いでいただくきっかけの場にもなりました。 -
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PASHA STYLEの目指す
ポートレイトに携わる全てのクリエーター
のためのプラットホームメディアという
ポジショニングを図らずも体現する
西村さんの受賞となった。
彼女の肩書はスタイリストであるが
まさにクリエイティブ・ディレクターとして
作品作りに関わっている。
彼女の求心力が様々なクリエーターを巻き込み、
生み出された力強く洗練された作品たちは
遠心力を伴って見るものに拡散していくだろう。
今後の作品がとても楽しみだ。
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【TEXT KAWANO KIMIHIRO】