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1億5千万画素の世界
PHASEONE XFIQ4/新製品XT -
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2019年11月16日(土)、ビックカメラ研修センターにおいて、1億5千万画素の超高画質を実現する中判デジタルカメラシステム PHASE ONE XFIQ4や新製品XTを体験できるイベントが開催された。
同イベントに参加された、PASHA STYLE会員の千田純也氏による撮影画像と感想を中心にご紹介したい。
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F12、SS 1/200、ISO 100、マニュアルモード
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F12、SS 1/200、ISO 100、マニュアルモード
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PHASE ONE IQ4は、1億5100万画素の裏面照射型CMOSセンサーを搭載した中判カメラシステム。35mmフルサイズの2.5倍のセンサーサイズ、15 F-stopsのダイナミックレンジをもつ。有効画素数14204 x 10652、出力画像サイズ300 DPI 120.26 x 90.19cm。
高解像感や速い同調速度(1/1600秒)を可能にし、収差もほぼ感じられないというSchneider Kreuznach社製レンズの性能も、よりクオリティの高い写真の追求を支える。操作性については、主な用途の異なる35mm一眼レフの高解像機との比較は難しい。
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その高解像度は言うまでもないが、千田氏が最も心動かされたのは「高精細」さだという。髪の毛や産毛などに見られるシャープな表現。その点は同氏が撮影された画像からもご覧いただけるだろう。アイメイクのグラデーションや粉までクリアに描写されている。
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じっくりと時間をかけて構図を作りあげ、究極を求めるコマーシャルフォトグラファーの見る世界を、ほんの少し垣間見させていただいた。
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使用機材:PHASE ONE IQ4、Schneider Kreuznach LS 80mm f/2.8、Profoto モノブロック2灯、三脚、Capture Oneにてテザー撮影
モデル:美香さん
撮影:千田純也氏
TEXT:千秋 -
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