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  • 12月27日発売! PASHA STYLE vol.5
    巻頭作品紹介 “ RUKA MATSUDA × HASEO ”

  • 12月27日発売PASHA STYLE Vol.5の巻頭を飾るのは、HASEOと、「賭ケグルイ」「ゴクドルズ」といったエッジのきいた作品で存在感を示した女優、松田るか。

    今回は、編集部からの指定とHASEOの世界観を合致させたシチュエーションの中での撮影となった。撮影開始時には、HASEOに熱心に撮影内容について確認する彼女の姿が印象的だった。普段は自分をどう表現していくかという世界に生きている彼女だが、今回の撮影では、どんな世界観を演じるのかを確認したかったという。

    HASEOの指示による現場設営と、松田るかのヘアメイクが同時に進められた後、舞台は静かに幕を開けた。

  • これまでは、どちらかというとはっきりとモノを言うタイプの役が多かったという松田るか。今回の撮影では、美しき天使の誕生から滅びのときまでを一気に演じる切ることととなった。

    多くの花で埋め尽くされた現場に、純白のドレスを身にまとい白い紙の羽を付けた天使と化した彼女が現れ、HASEOが細かく指示を出しながら撮影は着々と進められていった。

    天使が微笑む天上の世界が緻密に描かれていく。光が支配する純白の世界。

    次のシーンでは、白のドレスに蝶が飛び交う。天上の世界ではないが、光が差し、美しい色彩に溢れる世界で無邪気に蝶と戯れる。夢見るような目つきの彼女。

    3つめのシーンでは、ドレスの上にクールな印象の白のジャケットを羽織り、彼女の表情も一変。まだ光に包まれてはいるが、どこか冷めた目つき。影が支配し始める。

  • 最後のシーンでは、黒のジャケット姿にパープルのルージュをひき、ダークな世界へと変遷。光は消え、天使の姿だった彼女の表情はもうそこにはない。とはいえ、時折過去を振り返るように白の世界を回顧する。あるいは白の世界の彼女が時間を越えて彼女を見つめているのか。

    「花ってきれいなときから朽ちていくまでの変化があって、時の移ろいを表現していると思います」と松田は語る。彼女が現場で感じ取った時の移ろいと、人間の中にある天使と悪魔の二面性。そうしたメッセージが交錯して現れる壮大なドラマのような作品。HASEOとともに、それを松田るかは見事に演じきって見せてくれた。
     
     
     
     
    -CREDITS- 
    photographer:HASEO
    model:松田るか
    assistants:Chika Kojima, keito, Maeshin, Mina Yoshikawa, Paulo Ricardo, Saori
    hair&make up:吉田真妃