-
GooPassを使ってみた
新しい機材の使い方、サブスクって何?
機材が欲しくなると、こう思うことありませんか?
「買う前に使ってみたい」
「店頭で触ってみても、実際に撮影してみないとわからない」
「ちょっと気になる。あのレンズ触ってみたい」
「今、使っているシステムじゃないマウントをテストしたい」
そんな方にオススメなのがサブスクリプション(略してサブスク)。
サブスクを簡単に説明すると料金定額システム。身近なところだと映画やドラマが見放題のサービスでAmazonプライムやNetflix、
フォトグラファーだとお世話になっている方が多いAdobe Creative Cloudなどが有名。
そんな定額サービスをカメラのレンタルで採用したのがGooPass。
定額でカメラ機材が使い放題で交換し放題になるのでカメラを所有しないカメラライフや
カメラ&レンズの購入前の検討としてじっくりと機材をお試しするのに便利なシステムです。
通常のカメラレンタルだと、結構高額なのでサブスクも高額なのかと思ってしまうのですが、
GooPassは9段階の料金体制を採用していて、なんとLv1だと月額5800円(税別)で借り放題のレンタルを楽しむことができます。
レベルがあがるごとに借りられる機材が増えていくシステムなので、自分の借りたい機材にマッチするレベルを選びたいところ。
ちなみにGooPassにあるアイテムが何でも借りることができる最高レベルLv9の料金は月額7万9800円(税別)。
【利用の流れ】
①会員登録
②プランを選択※レンタルにはバッジも必要
③機材をネットで注文
④受け取り
⑤機材を使用
⑦返却※新しい機材は返却確認後にレンタル可能
作例① シャッター速度1/1000 絞りF1.2 ISO200 レンズ25mm F1.2 PRO使用 |
今回、編集部で使わせていただいた機材は、Lv4以上のパスで使える
『OLYMPUS 高速連射撮影向き&単焦点レンズセット OM-D E-M1 MarkⅡ+25mm F1.2』
料金は月額1万7800円(税別)
先日、記事がアップされたコシナの『SUPER NOKTON 29mm F0.8 Aspherical』レビュー記事で、
マイクロフォーサーズのボディを使いたかったのでお借りしました。
セットの名前には「高速連射撮影向き」と書いてあったのですが、
ポートレートに最適な大口径標準レンズとカメラがセットになっていたので選びました。
本当はカメラのボディだけがあればよかったのですが、タイミングが合えばオリンパスの純正レンズも使いたかったのでセットを選択しました(笑)
『OLYMPUS 高速連射撮影向き&単焦点レンズセット OM-D E-M1 MarkⅡ+25mm F1.2』 |
GooPassではレンタル機材をカテゴリーやカメラメーカー、ブランド、マウント、
機材のランクなどから検索できるので機材選びもスムーズにできます。
特に注目なのがGooPassオリジナルセット。
カメラとレンズのセットやレンズ2本がセットされたものなど様々なものが用意されています。
ポートレートに良さそうなGooPassオリジナルセットがコチラ
【カメラ+レンズセット】
『Canon 背景ボケ簡単撮影セット EOS Kiss X90 + EF-S18-55 + 単焦点 50mm F1.8』
『Canon 人物優先AF対応ポートレート撮影セット EOS 80D + 単焦点 50mm F1.8』
『Canon フルサイズ ポートレート撮影セット EOS 6D Mark II + 35-150mm F2.8-4』
『Nikon フラッグシップフルサイズ×単焦点ポートレート撮影セット D810 + 85mm F1.4』
【レンズ2本セット】
『SONY × ZEISS とろける背景ボケレンズセット Distagon 35mm + Planar 50mm』
『SONY ポートレート撮影向きF1.8単焦点レンズセット 50mm + 85mm』
『OLYMPUS ボケを極めるF1.2大口径単焦点シリーズセット 25mm F1.2 PRO + 45mm F1.2 PRO』
『TAMRON 軽量コンパクトF2.8最新レンズセット 24mm + 35mm[SONY E用]』
こうしたGooPassオリジナルセットがあると機材選びの指標になってとっても便利です。
実は『OLYMPUS ボケを極めるF1.2大口径単焦点シリーズセット 25mm F1.2 PRO + 45mm F1.2 PRO』もお借りしていました。 |
カメラとレンズをお借りしているタイミングで、ただいま雑誌PASHA STYLE Vol.7発売へ向けて
営業&編集作業に頑張っているooxo編集長が、作品撮りに行くというので脇撮り(作例①と②)させてもらいました。
モデルは小西礼さん。F1.2の大口径レンズを使って素敵な写真を撮影させてもらいました。
単発のレンタルと違って、長い期間機材を借り放しにできるサブスクだからこそ、
こうした突発的なスケジュールにも対応できるのだなぁと痛感した撮影でした。
ooxo編集長、小西さん、ユコさん、ありがとうございます。
作例② シャッター速度1/400 絞りF1.2 ISO200 使用レンズ45mm F1.2 PRO |
Hair&make&styling:ユコ(Twitter、instagram)
Special thanks:ooxo(Twitter、instagram)
昨年12月からはじまった新サービスにも注目!
その名は『テイクアウトレンタル』
『テイクアウトレンタル』はビックカメラの店頭で、新品のカメラorレンズをレンタル品として持ち帰り、
気に入ったらそのまま購入もできるGooPassの新レンタルサービス。
レンタル料金はそれぞれのアイテムごとに設定されていて、レンタル期間は最低で2カ月、最大で12カ月の期間で借りることができます。
レンタル終了後には、その商品をそのまま購入するか返却するかを選ぶことができるのがポイント。
サブスクのレンタルだと長い期間借りても最終的に機材は手元に残らないので手元に機材を残したい方は必見のサービスです。
商品を購入する場合は、商品の価格にGooPass手数料(商品に対して一律20%)を足した金額から支払ったレンタル代を引いた金額を払えば借りた商品がそのまま自分のものになる。
例)ソニーα7C ILCE=7CLズームレンズキットの場合 GooPass本体価格26万2900円(税込) 手数料5万2580円
月額2万6180円(税込)
2カ月以内に購入の場合
GooPass本体価格-レンタル代金(2カ月)=支払額
26万2900円-5万2360円=21万540円
12か月後の購入の場合
GooPass本体価格+手数料-レンタル代金(12ヵ月)=支払額
26万2900円+5万2580円-31万4160円=1320円
レンタル途中でも購入に切り替えることが可能。2カ月以内に購入を決めれば、手数料がかからないので購入の決断は早い方が断然お得。
まだまだテイクアウトレンタルできる店舗は少なく、対応店舗は渋谷東口店本館と池袋本店の2店舗。
レンタル対象商品も限られているので、もっと拡充されて欲しいところ。
text:SATO TAKESHI
現在、PASHA STYLE Vol.7発売に向けてクラウドファンディングやってます。
詳細はコチラ