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参加者全員で集合写真。イルコに合わせてイェーイのポーズ。
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イルコと行くBatisレンズ使い放題合宿レポート(1/2)
presented by ZEISS -
大量のBatisレンズ。一度にテーブルに並ぶ様は圧巻の一言。
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イルコ氏が選ぶ撮影ポイントはかなり奥……
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1日目のセミナーの様子。日中シンクロ撮影を行うイルコ氏。
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日中シンクロ イルコ氏作例1
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こんにちは!
PASHASTYLE編集部のイグアナさんです。
今回は、9月14,15日に行われた「イルコと行くBatisレンズ使い放題合宿 in長野! presented by ZEISS」の様子をレポートしたいと思います。参加できなかった方も、次は参加しようという方もバッチリ分かるように詳しくレポートしていきます。さて、今回の合宿イベントの一番の特徴といえば、「Batisレンズ使い放題」に尽きるでしょう。ZEISS社の全面協力により実現した、5種類20本を超えるBatisレンズ群は圧巻でした!
レンズリスト
・ZEISS Batis 2.8/18
・ZEISS Batis 2/25
・ZEISS Batis 2/40 CF
・ZEISS Batis 1.8/85
・ZEISS Batis 2.8/135
さらに別途Eマウントボディも用意したので、別マウントのユーザーもしっかりBatisを使って楽しんで頂きました。ZEISS社スタッフさんも「こんなにレンズを一度のイベントに持ち込んだことはない。」とのことで、いかにこのイベントが特別で豪華だったかわかりますね!そしてこの合宿のセミナー講師を務めてくれたのは、PASHASTYLEポートレイトナビゲーターでもあるイルコ・アレクサンドロフ氏。ZEISS社xイルコの豪華な合宿の様子を、すべてBatisで撮影された作例を交えながら一つずつ見ていきましょう。
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夕食&交流会
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カメラ談義に華を咲かせながら地元の食材を堪能しました。
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1日目の昼のセミナーは日中シンクロセミナーでした。この日はイルコ氏のロケーション選びから特徴が出ていました。イルコ氏は辺りを見回したかと思うと、突然どんどん草原の奥深くまで入り始めました。しばらく歩いたかと思うと、素早く場所を決定、すぐにストロボやモデルの位置の調整に入りました。我々は、このロケーションを選ぶスピードと、躊躇なく悪路にも入っていくスタイルが、日頃の作品を産んでいるのだなと思いました。そこから素早くモデルのポーズやストロボ光量などなど微調整をし、シャッターを切る。外から見ていて、本当に1シャッター目までが早かったですね。それをBatisの素早いオートフォーカスが一連の流れをストレスなくフォロー。うつ伏せや、横になったりと様々な体勢でカメラを構えることが多いイルコ氏も、小型軽量のBatisは相性バッチリなようでした。途中、参加者への説明のためにワンハンド&ノーファインダーでシャッターを切る撮るシーンもありましたが、これも小型軽量、高速AFのBatisならではの撮影スタイルなのでしょう。
それではイルコ氏の作例1を見てみましょう。今回のモデルは、ヘアメイクのEllieさんによる印象的な編み込みと、アリスガワアリスさんの作のジーンズ生地を使ったドレスを着たMarikaさんです。またそれらをPASHASTYLE編集部のユコさんのコーディネートにより、かっこよく素敵に仕上げてもらいました。その雰囲気に合わせるようにイルコ氏は、日中シンクロにより背景を落とし気味に、ドラマチックな写真に仕上げて撮影していました。作例2ではさらにカラーフィルターを入れてカラーシフトの要素を追加しました。これにより、空を印象的な色に変化させつつ、被写体は綺麗な肌の色が出ています。イルコ氏は全て解放で撮影しているので、開放でのBatisレンズの解像力、色ノリの良さもわかりますね。Marikaさんの明るい人柄も合間って、和やかな雰囲気で1つ目のセミナーを終えました。 -
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日中シンクロ イルコ氏作例2
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夜のポートレイト撮影風景 ドレスはアリスガワアリスさん作
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夜のポートレイト イルコ氏作例3
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夜のポートレイト イルコ氏作例4
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1つ目のセミナー後は、夕食の後の交流会を用意しました。こちらではイルコ氏に質問をする参加者や、お互いに自分の写真を見せ合ったり、BatisレンズについてZEISSスタッフに質問する方などなど、1時間では足りないほどの盛り上がりでした。実際に写真を撮るだけでなく、お互いに会話することによって写真が上達したり、志を同じにする写真仲間が増えていくのも楽しいですよね。セルバンさんに用意していただいた、地元のチーズやワインも美味しかったです!
そして1日目最後のイベントは夜22時からの夜のポートレイト撮影。この日は満月近い月が出ていたので、月をバックに撮影することに決定しました。月明かりだけの環境でも自在なイルコ氏のストロボワークが披露されました。辺りには灯りが殆どなかったので、山の上の真っ暗な草原というレアなシチュエーションでしたが、ここでも何パターンかのストロボライティングを披露し、参加者を楽しませていました。こちらは夜の撮影の難しさ、そして楽しさを体感できたのではないでしょうか。そして何よりこの寒い環境で2時間モデルをしてくれたMarikaさんには本当に感謝です。
ではイルコ氏の作例3を見ていきましょう。三脚を使ったスローシャッターとストロボでの撮影です。こちらは暗い環境で黒のドレスを纏ったMarikaさんを、闇夜でしっかりと描写した写真に仕上がっています。この日は雲の形も非常に特徴的で、暗闇の中でもその様子をしっかりと捉えています。次に作例4を見ていきましょう。得意のカラーフィルターを使ったカラーシフトを追加して、先ほどの写真の空を印象的な青にシフトさせました。参加者の皆様はイルコ氏な様々なストロボワークを2時間ギリギリまで楽しく撮り尽くしていました。
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2つのセミナーで計4時間撮り尽くした後は、セルバンロッヂに宿泊の皆さんは温泉でゆっくり温まりました。「月を見ながら露天風呂に入って、みんなと写真について語る」とても良い夜を過ごせたのではないでしょうか。こういったところも合宿ならではの良さでしたね。
パート2に続きます
モデル:Marika instagram:@me.marika
ヘアメイク:Ellie instagram:@ellie.hair_make
ドレス:アリスガワアリスTwitter:@ArisugawaAlice
講師:イルコアレクサンドロフ YouTube: https://youtube.com/user/ilkophoto
機材提供:ZEISS,Nissin
撮影場所:山田牧場
宿泊所:セルバン白雲館
〒382-0800 長野県上高井郡高山村大字大字奥山田3681−334
TEL 026-242-2911