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【雑誌連動企画】X(cross)shooting
Kay×TAMRON〜ロケレポート -
撮影前のロケハンを時間を惜しんで行います。
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フォトグラファーは謎の顔出しNGのKay氏。モデルにはファッション誌「non-no」で専属モデルとして活躍中の多屋来夢さん。
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PASHA STYLE BOOKとwebの連動企画が
好評のX(cross)shooting。
レンズメーカーとして
確固たるポジションをキープし、
様々なレンズを開発しているタムロン。
先日発売されたばかりの“ポートレートズーム”
35-150mm F2.8-4 Di VC OSD〈model A043〉
のテストを兼ねた今回のコラボレーションの
相手は「光と影を巧みに操る写真家」Kay氏。
作品としてはアンダーで倒錯した世界観が
魅力のフォトグラファーだが
それはプロとしての仕事の裏返しという噂だ。
この組み合わせからどんな作品が仕上がったかは
雑誌に掲載済みだがwebではその舞台裏を
少しだけお見せしたいと思う。
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ドレスのデザイン、造作の美しさが作品を引き立てる。
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ロケスナップで活躍するのはやはりレフだ。
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屋外ロケで重要なのはやはりロケハン。
事前に知っている場所ならば別だが
はじめての場所、はじめてのモデルとの
撮影ならば、どこでどういうカットを撮るかも
大切だが、どういう順番にどう移動して
撮るのかという進行の決定も大切だ。
この日も広大な公園スペースでの撮影。
モデルである多屋来夢さんが準備している間に
Kay氏とスタッフは公園を走り回った。Kay)編集部の意向も、メーカーの意向も、かなり自由度の高い撮影でした。事前ロケハンができなかったので、編集部からの情報と、ネット検索した撮影ポイントのイメージを想定しつつ、当日ロケハンすることでイメージ通りに撮影できたと思います。今回使ったレンズに関しても事前に受け取ることができたので、レンズ性能を把握できた上で撮影に臨めたのもよかったですね。
この日のために制作された「薔薇の森の貴婦人」
をイメージした黒を基調にしたドレスに
着替えた多屋来夢さんは、別次元の美しさ。
お人形みたいという表現は
彼女のためにあると思わざるを得ません。
少し儚げに投げかけられるその視線から
ミステリアスな雰囲気を全身に漂わせます。
Kay)事前に公園内の薔薇園で撮影することは決まっていたので、多屋来夢さんの存在感を活かしつつ、ゴシック感のある「薔薇の森の貴婦人」をイメージしました。実際にお会いした彼女は、資料よりも写真で見るよりも圧倒的な透明感のある美少女だったので、貴婦人というよりもミステリアスな少女というか、人形というか、現実感の希薄な物語の主人公といった感じの仕上がりをイメージしました。
初対面のモデルとのセッションは難しいことも多いですが、撮った写真を見てもらって納得してもらったので安心して撮影を進めることができました。写真やイメージの共有自体がコミュニケーションということですね。このロケでモデルを美しく撮るために
大いに活躍していたのがレフ板です。
Kay氏は2枚のレフの白、銀面の光質の違い、
距離、角度を駆使しながら美しく輝くような
肌の質感を描き分けていました。
流石、経験値が違う!勉強になりました。 -
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広大な公園内の様々なロケーションを
徒歩で移動しながら進む撮影スタッフ。
このようなスナップロケでは極力荷物は
コンパクトにしたいものですね。
そんなシチュエーションには今回のレンズは
もってこいだったのではないでしょうか。
Kay)大抵のポートレイト撮影で使われる35mm〜150mm域を1本でカバーできる上に、全焦点距離、特に150mmで45cmまで寄れるのは大きな魅力です。大口径レンズですがレンズ自体が軽いので、カメラのグリップがしっかりとホールド出来ます。特に女性には嬉しい重量バランスではないでしょうか?1本だけ持ち出しても事足りる、いいレンズだと思います。
素晴らしいモデルに素晴らしいロケーション、
天気にも恵まれた撮影でしたが
公園の規定で16:00に撮影は終了。
日が長いこの時期ではマジックアワー前に
泣く泣く撤収しなければなりませんでした。
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photographer:お耽美写真家 Kay
(twitter:@Kay_nanaka/instagram : @kay_nanaka)
model:多屋来夢
(instagram:@raimu0726_official)
dress design:岩崎エリ
(twitter:@mmeri_13)
hair&make up:小夏
(instagram:@712_coconut)
多屋来夢
1997年7月26日 東京都出身
ファッション誌「non-no」専属モデルとして活躍すると共に、CMやMVに多数出演。また、国内外のファッションショーにも多数出演し話題となり、日本だけでなくアジア圏でも人気急上昇している。
【Kay × TAMRON】X shooting
その他の記事はこちら
② https://pasha.style/article/759
③ https://pasha.style/article/809
今回の作品は、雑誌PASHA STYLE Vol.4にて掲載中!
ぜひそちらと併せてお楽しみください。
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【TEXT KAWANO KIMIHIRO】
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