オールドアメリカンテイストの
パステルトーンがかわいい内装のカフェ。
その世界観に合わせるように
アメリカ映画に出てくるヒロインのような
衣装に身を包んだ山田菜々さんが
現場に現れたのは、表通りにまだ人がまばらな
爽やかな風が抜ける午前中。
山田さんが現れるだけでその場が華やぐのは
流石のタレントオーラだ。
テレビ越しに見る山田さんの、
柔らかくふわりとしたイメージそのままの
雰囲気にフォトグラファーの福井さん以下一同
「かわいい〜」の声が思わず漏れるほどだ。
　
福井）今回パナソニックさんとの
X（cross）shootingのお話をいただき、
さらにモデルがタレントの山田さんと伺って
以前プライベートで食事に来て
内装の可愛さに「いつかロケで使いたい」と
思っていたこのお店を思い出しました。
山田さんを映画のヒロインのように
撮ってみたいというのがテーマでした。
髪をセットし、衣装を纏った山田さんが
入ってこられたときは「やっぱりぴったりだ！」
というか思ってた以上に世界観がマッチして
これは素敵な作品になる！と確信しました（笑）
　
シャッターを切るたび、ファインダーを
覗き続ける福井さんの口から
声にならないほどのため息のような
「かわいい〜素敵〜」という呟きが漏れ続け、
テザーでパソコンに送られる写真が
モニターに映るたびにスタッフの口からは
感嘆の言葉が溢れていました。
　
福井）モデル、ロケ地、コンセプトが固まれば
スタッフィングもおのずと見えてきます。
この撮影ではセンスが好きで信頼の置ける
お仕事をされるヘアメイクとスタイリストを
キャスティングすることができました。
お願いの仕方は撮影によってまちまちですけど
今回は山田さんのお写真、ロケ地の写真、
撮影イメージラフをお渡ししてお任せで。
大きな方向性だけ共有させてあとは
ヘアメイクとスタイリストの視点や経験から
自由に発想してもらいたかったからです。
これが商業撮影とは違う作品撮影の
コラボレーションの醍醐味かもしれません。