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    外国の庭園風に仕上がった一枚。とても日本の公園で撮影したとは思えない

  • 【雑誌連動企画】X(cross)shooting
    mikako watanabe × Voigtlander 40mm編

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    40mmで大口径F1.2を実現した1本

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    シロツメクサがキレイなロケ地で撮影。40mmだとこのぐらいの距離感でモデルさんと撮影できる

  •  ポートレイトナビゲーターmikako watanabe とVoigtlanderがコラボレーションした「X(cross)shooting」。第3回目となる今回は40mmにスポットを当てたいと思います。
     撮影に使用した「NOKTON 40mm F1.2 Aspherical」はフルサイズの40mmレンズで世界初のF1.2の大口径を実現したボケ味が特長のレンズ。

  • F1.2の開放だと右目はなめらかにボケはじまっている

  • F1.2の絞り開放から独特なボケ味を楽しめるレンズ

  •  前玉と後玉に非球面レンズを採用し、ソニーEマウントに最適化されたレンズ。最大の特徴は絞り開放から安心して使える性能を持ちつつ、なめらかで大きなボケ味が楽しめるところ。
     
     mikakoさんに今回の撮影時にこだわったポイントを聞くと「ボケ味が特徴のレンズなので開放で撮影しました」とのこと。実は40mmだけでなく、65mm、12mmも全てのカットが開放で撮影されています。
     
     今回の40mmの感想を聞くと「F1.2のレンズを使ったことがなくて、目にピントを合わせると他は全てボケるのが面白かったです。雑誌PASHA STYLEに掲載されている写真だとクチビルにピントがあわせているのですが、目からボケはじめて他はすべてボケる感じが面白かったです。普段の仕事の撮影だとここまでボケ味を生かした撮影はできないので、X(cross)shootingで作品撮りができて面白かったです」とのこと。

  • ボケ味を楽しむために絞りは開放で撮影。背景の白いものはシロツメクサです

  • 赤のペディキュアを見ると女を感じさせますね。実はそういうストーリーも隠されています

  •  ロリータを総称する赤を足の爪にも塗っています。手にはあえて塗ってなくて、丈の短いフリルの着いた靴下を脱いだら赤いペディキュアが出てきます。
     しかも子供が自分で塗ったように見せるためにワザと雑に塗ってあります。
     コレは子供が大人に隠れてペディキュアを塗って遊んでいることを想像して。靴下を履いて隠れる部分に女ぽっさが隠れているのがポイント。こうした細かい部分にこだわる事で、外国の小説や映画で描かれている『ロリータ』の中年を誘惑する少女的な雰囲気を作り上げています。
     実は髪の毛の三つ編みも女の子が自分でセットしている風に仕上げるために、ヘタクソ風に雑にセットしています。

  • 【レンズ仕様】
    NOKTON 40mm F1.2 Aspherical

    焦点距離:40mm
    最小絞り: F22
    レンズ構成: 6群8枚
    フィルター径:58mm
    絞り羽根:10枚
    最短撮影距離:35cm
    最大撮影倍率:1:6.2
    最大径:70.1φ
    全長:59.3mm
    質量:420g
    マウント:ソニーEマウント
    電子接点:あり
    価格:13万5000円(税別)