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121度の画角がダイナミックな絵を生み出す。この絵を撮る為にロケ地を都内某公園に設定
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【雑誌連動企画】X(cross)shooting
mikako watanabe × Voigtlander 12mm編 -
HELIAR(ヘリアー)の名を継承しコンパクトさと高画質を両立
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モデルさんとの距離はこれぐらいで、メインカットのアングルが生み出される
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Voigtlander(フォクトレンダー)とPASHA STYLEポートレイトナビゲーターのmikako watanabeさんがコラボした雑誌連動企画「X(cross)Shooting」。
メイキング、65mm、40mmと紹介してきましたが、今回で最終回。紹介するのはHELIAR(ヘリアー)の名前を受け継ぐ超広角レンズ「ULTRA WIDE-HELIAR 12mm F5.6 AsphericalⅢ 」です。
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望遠レンズを使用することが多いmikakoさんも新鮮な画角を楽しんでいた模様
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ソニーEマウントに最適化されたマニュアルレンズ
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12mmを生かした作品を撮影するために抜けのいい都内某公園で撮影。5月に撮影を行ったのですが、季節外れの寒い日でしたがモデルさんには水着で寒空の下頑張ってもらいました。寒さの影響か公園には人が全然いなかった為、奇跡的に背景に誰もいない作品に仕上がりました。天気は曇天だったので作品の空はレタッチでブルーに仕上げたのがメインのカット。
mikakoさんに12mmを使った感想を聞いてみると「普段は広角を使っても24mmです。女の子のポートレイトだと24mmも使わない。男性を撮る場合には比較的24-105mmのレンズや50mmを使うことがありますが、自分の色を出す作品撮りで広角を使うことはないので、今回の12mmで作品撮りをする機会を頂いて面白かったです。
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121度のダイナミックな画角ながら、歪曲を極限まで補正しているのがわかる
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すこし撮影位置を変えて目線を下げるだけで生み出す絵がガラリと変わるのも超広角レンズの特長
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撮影時は広角レンズは画角が広いので背景に余計なものが入ってしますので、そこには気を使って撮影しました。バラに囲まれた場所で撮影したカットだと、広角のレンズ効果で被写体が小さく見えて、いつもと違うカットが撮れて面白かったです。実は後ろに建物があるのですが、見えない位置を探りながら撮影しました。」とのこと。
最後に3本のマニュアルレンズを使った感想を伺うと「フォクトレンダーのレンズはどのレンズも独特なボケ味が面白かったです。開放で撮るのが好きなので、純正レンズのあっさりしたボケ味よりも良かったです。普段は望遠で作品撮りすることが多いのですが、それは絵画的に仕上げたいからなので、フォクトレンダーのボケ味は絵ぽく仕上がるのが良かったです」とフォクトレンダーの感想を語ってくれました。
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【レンズ仕様】
ULTRA WIDE-HELIAR 12mm F5.6 AsphericalⅢ焦点距離:12mm
最小絞り: F22
レンズ構成: 10群12枚
フィルター:装着不可
絞り羽根:10枚
最短撮影距離:30cm
最大撮影倍率:1:19.2
最大径:67.4φ
全長:68.3mm
質量:350g
マウント:ソニーEマウント
電子接点:あり
価格:13万5000円(税別)
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【スタッフ】
撮影:mikako watanabe ( https://pasha.style/article/8 )
ヘアメイク:みきこ( https://www.instagram.com/hm_mikiko/ )
モデル:Lili ( https://www.instagram.com/ninjacatgirl/ )
第1回はメイキングを掲載
https://pasha.style/article/152第2回は65mmレンズを使った感想を掲載
https://pasha.style/article/190第3回は40mmレンズを使った感想を掲載
https://pasha.style/article/191
【Text SATO TAKESHI】
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